高校サッカー 遠野高校の応援をしにフクダ電子アリーナに行ってきた




年末年始は毎年、全国高校サッカー選手権大会の応援のためにスタジアムまで行くことにしています。ということで、今年も行ってきました。

対戦カードは、岩手県代表の遠野高校 対 沖縄県代表の那覇西高校。場所は千葉市にあるフクダ電子アリーナで、最寄り駅は蘇我駅になります。

▼スタジアムに入場する時に渡される紙。毎年日本を代表するサッカー選手が応援リーダーとして起用されますが、今年は三浦和良選手でした。
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▼蘇我駅。駅を降りた瞬間からジェフユナイテッド千葉カラー一色です。というのも、蘇我駅が最寄り駅であるフクダ電子アリーナは、ジェフユナイテッド千葉のホームグラウンドなのです。
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▼外観ももちろんジェフカラー。
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▼駅の中のコンビニでさえ。
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▼おそらくジェフに所属する選手のサインだと思われます。
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▼ふなっしーのお土産もちゃっかり。
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▼駅前のロータリーはこんな感じ。スタジアムまでは約700メートル。道もほど直線のため迷うことはないので徒歩でも十分ですが、この日は時間がなかったのでタクシーを使ってしまいました。タクシーはワンメーター(710円)で行けました。
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▼駅途中の風景。
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▼これが、フクダ電子アリーナ。
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▼通常なら一回戦や二回戦でも試合直前はそれなりに並んでたりするのですが、この日は、時間ギリギリのためか、というかちょっとアウトだったため、人が並んでませんでした。
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チケットは、一回戦から三回戦までは各会場共通して使えます。もちろん一回使ったら駄目ですが。チケットをコンビニでも購入すると安く買える上に並ばずに済みます。

優勝候補の高校やスタジアムの近隣県の代表チームが試合をする場合は混むことがあるので、それを回避するにも前売り券は有効です。

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▼運営スタッフは、現役の高校サッカー部がやります。
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▼次の試合は兵庫県代表の神戸弘陵らしい。今年は滝川第二じゃないんだ。
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▼一度入場すると、再入場不可です。
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▼赤が那覇西。青と白が遠野。
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▼観客席はこんな感じ。
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▼こちらは、遠野高校の応援席。
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▼最前列には選手と同じユニフォームを着たサッカー部員。その後ろに吹奏楽部でした。今年は、河童の着ぐるみはいませんでした。あまちゃんの応援歌もなかった。
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▼遠野高校は歴史のある伝統校です。旗を持つ応援団の姿は高校時代を思い出します。
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▼遠野は垂れ幕が大きく目立っていました。
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▼那覇西は観客席の最後列に、ユニフォームの形をした板を貼り付けてしました。最後尾からも見守っているぞ、というメッセージなのでしょうか?
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▼スタジアムの全体像はこんな感じ。
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▼トイレ。一部のトイレは使用禁止でした。おそらく観客動員数を考慮した調整でしょう。
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▼もちろん自販機あります。
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▼びっくりしたのが、食べ物を買えるお店が多かったこと。
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▼これは、外から持ち込まなくても大丈夫ですね。
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▼牛丼屋のなか卯。
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▼牛たんメニューがいっぱい。
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▼牛たん味噌煮込みは、ジェフユナイテッドの試合でも名物らしい。
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▼インド人ぽい人が店員のカレー屋。他にも弁当屋もあった。
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▼高校サッカー選手権と言えば、大会グッズが毎年販売されます。
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▼手袋やカイロ。ミニボールも。
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▼出場高校や大会回数が入ったタオルマフラーやバッグは毎年恒例。
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▼ペナントとキーホルダー。市立船橋高校だけ単独で販売されていたのは、スタジアムの場所が千葉だから?それとも高校総体を優勝したから?
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▼タオルマフラーは広げるとこんなかんじ。
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▼Tシャツも販売されてました。
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▼日本代表のカレンダー。もはや高校サッカー関係なし。
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試合はと言えば、岩手代表は5年連続で初戦敗退していたので、今年こそはと期待していたのですが、3対1で負けてしまいました。

前半と後半の序盤は上手く相手を支配し、サイドからの展開を中心にいくつかのチャンスをつくり、その中で1点を奪うことができたのですが、なかなか縦ポンサッカーでは、攻撃に繋がった時に人数的に厚みが作れず、シュートに繋げる前にボールを失うというシーンが多く見れました。

那覇西も、そこまで差があったようには見えなかったのですが、遠野と比較するとボールを上手く回せ、ゴール前のチャンスを多く創れた分、ゴールに繋がった回数に違いが出てしまったなと。

今年第92回の大会は「国立最蹴章」といくキャッチコピーを掲げています。2020年の東京オリンピックのための改修作業のため、現国立競技場で行われる高校サッカー選手権は今年が最後になるためです。

国立競技場で行われた開幕戦では、国学院久我山と熊本国府が最蹴章に相応しい好ゲームを見せてくれました。

国学院久我山の真ん中からパスサッカーで相手を崩すというプレースタイルは、見ていても楽しいし、足元の技術や選手のイメージの共有が出来てこそのスタイル。ディフェンスラインからの正確なフィードとそれを処理できるフォワードの存在は、相手にさらに脅威を与えました。圧倒的に試合を支配しながらも、試合終了間際に決勝点をもぎ取った国府のヘディングシュートは、この大会のベストゴールの一つなのではないでしょうか?

正直、国学院久我山は初戦で消えるレベルではなかったし、準決勝まで残って再び国立に戻ってこれる実力があったと思ってますが、これがサッカーなんだと、思える一戦でした。国立最蹴章にふさわしい試合。

さて、この日のフクダ電子アリーナで行われた試合は、第一戦が「遠野 対 那覇西」第二戦が「神戸弘陵 対 札幌大谷」でした。それは、岩手と沖縄、兵庫に北海道という、日本の両端に位置する県同士が一つの施設に集うというイベントでもありました。

岩手のズーズー弁でおっちゃんが会話している場所の横で、関西人が「いてまえ~」と叫んでて、ちょっと目をずらぜば、見るからに沖縄人と言わんばかりの濃い顔立ちの人が通り過ぎるという空間は、高校サッカーのスタジアムに出向かなければ味わえない醍醐味の一つと言えるでしょう。

最蹴章はまだ始まったばかりです。


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