ブッフォンは知らなかったんだ。本田がマクドナルドとCM契約したことを




ブラジル・コンフェデレーションズカップ・グループリーグA組の第2戦。
「日本対イタリア」

日本代表の本田圭佑とイタリア代表のジャンルイジ・ブッフォンは、一つのゴールエリアの中にいた。そう、日本がPKのチャンスを得たんだ。

本田を研究していたブッフォン

ブッフォンは本田を研究していた。データを頭の中に入れていたんだ。彼がPKを蹴る時は真ん中を狙ってくるってね。思い起こせば、本田のPKには真ん中ズドンというイメージしかない。先日のアジア最終予選オーストラリア戦でもそうだった。

マクドナルドとCM契約してました

ブッフォンは分かっていたんだ。本田がキッカーになった時、真ん中に蹴りこんでくるってね。

だけど、残念ながら日本のCM事情までは研究できていなかったらしい。

実は、本田選手は大会の前に日本マクドナルドとCM契約をしていたんだ。そしてそのCMのプロジェクトがスタートするのが、PKの日、そう6月20日だったんだ。

ブッフォンは信じていた。真ん中にボール蹴りこまれるを。
だけど知らなかった。そんなCMに出ていることを。
そして、彼の背中・ゴール裏にマクドナルドのロゴがあることを。

本田はボールを蹴った。だけど、蹴りこんだ先は真ん中ではなく、右下の隅だった。真ん中を信じていたブッフォンは動きが遅れてボールについていけなかった。

ゴールが決まった。素晴らしい弾道のPKだった。そして突き刺さったゴールのその先には、CM契約したマクドナルドのロゴが見えていた。

マクドナルドのクォーターパウンダーを食べよう

残念ながら試合は、本田選手がPKを決め、その後も圧倒的に試合を支配したにも関わらず負けてしまった。いまだに悔しい気持ちが残っている。

どうすればいい?

答えは、マクドナルドに行って、その悔しさとクォーターパウンダーを噛みしめることだ。


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