イチロー選手が語る怪我をしない体づくりの秘訣




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現在40歳、今年2014年には41歳を迎えるニューヨーク・ヤンキースに所属するイチロー選手だが、その肉体は衰えるところを知らない。少なくともその素振りを見せない。

2014年4月、ボストン・レッドソックスとの一戦。7回を終わって3-2と、わずか1点リードして迎えたヤンキースは8回表に強打者デビッド・オルティーズを迎える。投手の球を完全に捕らえたオルティーズの打球は鋭い弾道でイチローが守備をするレフト方向へと飛んでいった。

通常の外野手ならフェンス直撃の長打安打になっていただろう。マリナーズ時代にはエリア51と言われたイチローの守備範囲は、背番号が31になっても変わることはなかった。打球の落下点に一直線に向かうイチローは、フェンスに体を激突させながらも相手の球を見事に捕球。同点、逆転の口火となる相手の攻撃を見事に抑え勝利に貢献した。

このプレーを見た観客はスタンディングオベーションでイチローを迎え、打ち取られたオルティーズ選手自身も、「あれが捕られるなんて信じられない」と言わんばかりに苦笑いを見せた後は、拍手でイチローのプレーを讃えていた。

なぜイチローは、40歳を過ぎながらも現役でプレーし続けられるのだろうか?

イチローが語る怪我をしない最大のポイント

ダウンタウンの浜田雅功氏がMCを勤めるテレビ番組「ジャンクスポーツ」にて、イチローがその怪我をしない体づくりの秘訣を公開していた。

質問「怪我をしない最大のポイントとは?」

イチロー「とても大事な話ですけど、人間が本来持っているバランスって必ずあると思う。特にアメリカに来ると体がおっきいじゃないですか。一般の人でも僕よりも大きい人がいっぱいいるんですよね。球場来たらなお更じゃないですか、太った奴らばっかで。」

イチロー「要はそこに、いわゆる力とかパワーとかっていうことを勘違いして肉体を大きくしようとすることは、絶対にダメ。これは断言できますね。日本人がそれをしてしまうと、骨格がそもそも違うので。(骨格を無視して)体だけを大きくしようという発想が、アウトですね。」

イチロー「色んなセンサーを体は発してくれますから、それを自ら殺していくことになるんですよ。だから、ここが危ないよっていうポイントを教えてくれない体に自分でしてしまう。」

イチロー「僕、アメリカに来た最初、体をちょっと大きくしたんですよ。ちょっとあたりとかがあったときにと思って。そしたら全然動けないんです。それが何キロかって言ったら3キロなんです。3キロ増えただけで全然体が動かないんです。それですぐ戻した。」

世の中に流通するノウハウを鵜呑みにして実践しただけではダメ。自分にあったバランスというものがある。かといって自分に甘くなって手を抜いてもだめ。体作りを通じて常に自分と対話し、自分の体にあったトレーニング法を確立すること。

これが現役のプレイヤーでいられるイチロー選手の体づくりの秘訣のようだ。


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