じぇじぇじぇ、岩手でこれまで経験のない大雨。twitterのトレンドに乗る。




ご存知の通りツイッターには、キーワードのトレンドを表示する機能があり、TOPページや検索ページの左下で見ることができる。

トレンド機能とは、現在最も盛り上がっている話題のキーワードを表示される仕組みのことで、自分のフォローしている人や位置情報などから算出される。

そのトレンドキーワードのリストの最後に、「ない大雨」という、意味不明なキーワードが入っていた。

ない大雨

ない大雨?

いったいどういう意味だ?今年の短い梅雨によって、水瓶になっている湖の水量が減少しているのがトレンドに入っている?

と思ってリンクをクリックしてみると、じぇじぇじぇ。

意味はその逆で、「岩手で経験のない大雨」というツイートがタイムラインにたくさん流れていた。どうやらヤフートップなどにニュースが流れたのがツイッターで拡散されて、記事タイトルの一部の「ない大雨」だけがキーワードとして抽出され、トレンドワードとして表示されていたようだ。

ヤフー天気の降雨量を見てみると、秋田県と岩手県の中間地点あたりが局所的に豪雨になっている。

盛岡市から豪雨方面である岩手山を観察するライブカメラを見ても、かなりのどんより具合が伺える。

観測史上最大の雨

結局その8月9日の豪雨は、アメダスが局所的に赤かった雫石町では、観測史上最大となる1時間に74ミリの記録的な雨を記録し、近くの紫波町では1時間に71ミリ、花巻市でも63・5ミリという観測史上最大の雨を記録していたようで、文字通り、「経験のない大雨」となっていたようだ。

ということで、「ない大雨」はめちゃめちゃ「ある大雨」だった訳だけど、twitterは形態素解析しっかりしてくれってことで、よろしくお願いします。


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