LINEどや!地震と連絡手段としてのメッセージングサービス




12月7日午後5時18分ごろ、三陸沖を震源としたマグニチュード(M)は7.3と推定される地震が発生した。

知らない人は少ないだろう、東京都だってかなり揺れたんだ。九州だって揺れを感じたそうだ。

震源に近い東方地方は震度後5弱で津波警報がでていた。
東京は震度4レベルということだったけど、免震構造されているのか、僕がいたビルは地震とは少し違った揺れ方で、心地悪い感じがした。

無理もない。マグニチュード7.3とは、平成7年の阪神大震災と同レベル規模ということなんだから。

安否確認方法としてのメッセージングサービス

この地震の影響で、NTTドコモ、ソフトバンクモバイル、KDDIの各キャリアは、東北地方を中心に輻輳などの影響により、つながりにくい状況となっていた。

そんな中、今回の地震では、メッセージングサービスを安否確認の手段として利用した人が多かったみたいだ。

メッセージングサービスとは、簡単に言うと「無料通話&チャットアプリ」

NAVERを運営するNHNのLINEを筆頭に、
最近広告戦略が著しいDeNAのComm
yahoo Japanが資本参加したKakaoTalk
中国産のWeChat、以前からあるskypeもそうだし、facebookもメッセージングに力を入れて、この分野は今、相当激戦化している。

東日本大震災の後、被災者との連絡手段として注目されていたSNS。

その震災後にリリースされたLINEをはじめ、スマートフォンで利用されるメッセージングサービスが連絡手段として役にたっている。

LINEは地震によって信頼を高めたかもしれない

不謹慎かもしれないけど、今回の地震によってLINEは信頼を高めたのかもしれない。

通信量が全く違うので比較するのはフェアではないが、遅延が発生していた携帯通話に対し、LINEは、地震直後のメッセージ量は2倍に跳ね上がったが、サービスに遅延は発生することはなかったという。

少なくとも、電話が通じない場合の代行手段として、LINEを利用すれば、被災地の人と連絡が取れていたということだ。

日本のスマホユーザーの7割の端末にインストールされていて、スマホユーザーの5割のユーザーが利用していると言われているLINE。

たとえば、LINEは企業や有名人の公式アカウントというものがあるんだけど、行政機関の「首相官邸」も公式アカウントを持っている。今回の地震では、直後に内閣広報室から首相官邸アカウントを通じ、地震に関する情報が発信されていた。

多くの人がこれを目にし、LINEの信用を高めたのではないだろうか?

また、くしくも地震のあった日、LINEを運営するNHN JapanはPC版の無料通話機能の提供開始をアナウンスしていた。

音質最高かも!? PC版LINEでも無料音声通話ができるようになったということで実験してみました 【増田 @maskin】 : TechWave

まとめ

東日本大震災後、SNSを使ったコミュニケーションが注目されはじめた。

メッセージングサービスが大いに活用され、twitterでは、今回の地震を受けて、地震や津波関連の情報用のハッシュタグ「#地震 #津波 #避難 #安否」などを用意して、情報伝達手段としての統制をとっていた。

1992年12月3日。イギリスはバークシャーのニューベリーのプログラマーが世界で最初に送ったショートメッセージ(SMS)から20年、今週でメッセージサービスは20歳を迎えた。

SMS、誕生日おめでとう!
(SMS) …

メッセージングSNSが優れいているとか、電話の方がいいとか、そういうことではなく、複数の選択肢を持っていることがいいんだと思う。

もし、あなたがこれらのサービスを便利だと思っていて、自分の親が使っていないのなら、複数の選択肢があることのすばらしさを伝えるべきだと思う。

いい感じ!


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