twitterがミュート機能をリリース。facebook化するtwitter。




twitter-in-japan

予てから噂されていた、twitterのミュート機能が正式にリリースされています。同じ日本人アカウントでも、適応されているアカウントとそうでないアカウントがあるので、順次、段階的に対応しているようです。

公式ブログによると、ミュート機能とはその名のとおり、特定のユーザーのツイートをミュート(沈黙)させる機能のことです。

この機能の主な役目は、あなたとフォロワーの人間関係を壊すことなく、嫌いな人のツイートを目の前から取り去ることにあります。つまり、従来的にはフォローを解除したり、ブロックすることでしかできなかったことを実現してくれます。

フォロー解除やブロックは、相手がそのような仕打ちをされたことを認知することができます。もちろんフォロー解除やブロックは意思表示のアクションとして必要な場合もありますが、一方で人間関係をできるだけ維持しつつ、twitter上での繋がりを緩やかに止めたいという場合もあります。

ミュート機能であれば、ミュートしたことは相手に知らされず、また、クリック一つでミュートを解除することもできます。さらにこの機能は、能動的にミュートした人のプロフィールページに行けばツイートを見ることができるので、話の辻褄を合わせるために、必要な時だけコソッと見るといった使い方もできるでしょう。

このミュート機能は、タイムライン上の個別のツイートの「その他」を開いて、あるいは相手のプロフィールページの歯車アイコンからも設定することができます。

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皮肉なことに、実名色が強かったfacebookが、匿名ログインのような人間とアカウントの紐づけを弱める機能をリリースしたのとはまるで逆で、匿名色の強かったtwitterが、リアルな人間関係の維持を強める機能をリリースすることになりました。

先日あった、twitterのプロフィールページのデザインの変更は、まるでFacebookの真似のようだと揶揄されましたが、用途が異なるSNSだからこそ、そこに棲み分けがあって、それぞれの文化があった訳です。このようなお互いのSNSの機能追加合戦の延長線上には何が待っているのでしょうか?

決戦でしょうか?

参考:

Twitter が新機能「ミュート」を導入、見たくないユーザをブロックせずに非表示。設定方法と仕様


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