[悲報]Gmailのタブ型受信トレイは開封率が低下した
Gmailユーザーならお気づきの通り、メール受信トレイがタブ化されました。デフォルトでは、「メイン」「ソーシャル」「プロモーション」の3つタブに分かれ、さらには「新着」や「フォーラム」といったタブも追加できます。
各タブはそれぞれ、
メイン・・・他のタブに分類されない個人的なメール。
ソーシャル・・・SNS・共有サイト・ソーシャルサービスからのメール。
プロモーション・・・セール・クーポン、その他のマーケティングメール。
といった内容でカテゴライズされ、それぞれ別のトレイにメールが入ります。
はて、Googleはこれは何を狙った新機能なのでしょうか?様々なWEBサービスが登場し、たいていのサービスはメールアドレスの登録を要求してきます。そして、メールアドレスの登録が増えるにつれ、受信トレイの中のメールはカオス化していくわけです。
セールスメールやダイレクトメールが、新しく追加されたタブに入ればすっきりするし、ユーザーにとってはありがたいことなのでしょうか?それとも、どこのタブにメールが入ったか分からなくなり、逆に不便になる?
その要素はどちらもあるでしょうが、ビジネスの一環としてメールを送っているサービス提供者さんにとっては残念な結果になりそうです。
タブ型受信トレイは開封率が低下
新機能がリリースされて間もないため、調査データ量は十分ではないかもしれませんが、新しいタブ型の受信トレイになって、メールの開封率が低下しているという調査結果がでているようです。
▼左が従来の受信トレイで、右がタブ化した受信トレイ
画像参照元:How Gmail’s New Inbox Is Affecting Open Rates
メールをビジネストリガーにしている業者にとっては、開封率は重要な要素ですから、耳の痛い結果かもしれませんが、一方のユーザーにとっては、メールを取捨選択してもらってるという見方もできますし、見るべきメールを見落としているという見方もできます。
自分の経験から言うと、フォルダ分けしたメールや、twiiterにあるようなグループ機能は、一度自分の中で不必要というラベルを(心の中で)張ると、その中のグループは見なくなったり、軽視したりします。
ひょっとしたら、gmailのタブも同じように、軽視するタブの中に入ってしまうと、一生目にすることのないメールも出てくるかもしれませんし、便利だわぁ~、と思うかもしれません。
結論、
受信トレイの良し悪しは、開封率じゃわからねぇ。
この記事が気に入ったら
いいね!してね
最新情報をお届けします!
この記事が気に入ったら
いいね!してね
最新情報をお届けします!