緊急地震速報は誤報。地震は揺れなくてもYahooのサーバーは揺れる。
8月8日16時56分ごろ、日本の多くの人の動きが止まった。そう、緊急地震速報が一斉に鳴り響いたからだ。緊急地震速報の内容では、震源は奈良県という情報であったが、首都圏にいた僕の携帯電話も緊急地震速報が鳴り響いた。
アクセスできなかったYAHOO
twitter上では
・震度7らしい。
・マグニチュードは7.8。
という情報が流れていた。情報を確かめるべくYahooのサイトを開こうとしたがアクセスが重くて開けない。おそらく、地震が起きた後の人の行動は同じなのだろう。
「Yahoo! JAPAN」の見解では、
・PCページが約20分間、スマートフォンページが約5分間表示しづらい状態だった。
・これだけの規模のアクセスはここ数年なかった。
と言っているが、数日前のバルス祭りで、凄まじいアクセスを難なく捌いたtwitterやニコ動の後では何とも歯切れが悪い。
数日以内に大地震が起こると・・・
緊急地震速報が鳴った8日の数日前、ネット上では数日以内に大地震が起きるのでは?という噂が立っていた。
先月21日に起こったニュージーランドのM6.5の地震と、その2週間後の8月4日に宮城県で起こった震度5強が、2011年の東日本大震災の地震の規則と同じだったからだ。
2011年 | 2013年 | |
---|---|---|
ニュージーランドで地震 | マグニチュード6.3 | マグニチュード6.5 |
その2週間後 | 宮城県で震度5弱(15日後) | 宮城県で震度5強(14日後) |
その2日後 | 東日本大震災 | ? |
8月4日の宮城県の地震の2日後の8月6日を乗り越えての緊急地震速報だっただけに、多くの人が最悪の事態を想定したはずだ。
気象庁が誤報を認める
その後の会見で、気象庁が誤報であったことを認めた。
原因は、和歌山県北部を震源としたM2.3の地震が発生した同じタイミングで、海底地震計がノイズを検知したために、地震の規模を見誤ったということだったが、さて、これは何事もなくて良かったのでしょうか?
もしかしたら、ヤフーではサーバーの増強がうんぬんという話になっているのでしょうか?
あるいは、緊急地震速報が鳴ったらシステムを落とすとか、そういう運用体制になっている組織があったのなら、何かしらの損失があったのでしょうか?
どこかで、緊急地震速報の誤報を恨んでいる人がいるはずです。
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