沖縄の街を歩いていると見かける「石敢當」って何?
沖縄の街を歩いていると、ふと目に入ってくる文字「石敢當」。
初めて見たときは誰かの苗字かと思ったけど(沖縄には珍しい苗字がおおいからね)、何回も目にするから気になって調べてみたら、なんと苗字ではなく別の意味のある言葉でした。
■読み方
「いしがんどう」と読む。たまに、「せきかんとう」とも読む。
■何のために?
石敢當は、街や家に悪霊が進入してくるのを避けるために作られた「魔よけ」
■どこで見つけられるの?
沖縄県や奄美群島を含む鹿児島県に多く存在し、家の前や、T字路の突き当たりなどで見られる。これは、悪霊が直進する性質を持っていると考えられていたため。
また近年では、本土に渡った沖縄出身者によって作られたものが、全国の都道府県で見つけることができ、シーサーと同じようにお土産として売られているらしい。
石敢當の文化は中国から持ち込まれたものらしく、そのため中華系の多い台湾やシンガポール、マレーシアでも見つけることができるらしい。
▼沖縄の家では、シーサーの隣においてありました。
沖縄の文化が、中国や東南アジアの流れを汲んでいるのを感じますね。
あなたも沖縄に行ったら確認してみよう。
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