twitterのユーザーIDの仕様が変更に。




先日、ニューヨーク証券取引所に上場が決定し、IPOにむけ幹部から10億ドルの資金調達が決まったtwitter。ユーザーに対してはダイレクトメッセージを切り出したような、1対1のメッセージングアプリのリリースを予定しているそうです。

そんな成長中のtwitterですが、ユーザー増加により、ついにユーザーIDがこれまでの32ビットに収まらなくなり、64bitに変更することを、開発者向け公式アカウント(@TwitterDevJP)がアナウンスしています。

■ユーザーがすることは何もない
ユーザーIDとはユーザーを一意に識別するIDですが、ユーザー自身が決める@マークから始まるユーザー名とは異なり、アカウント作成時にtwitterが自動的に割り当てます。

twitterの内部では、ツイートやフォロー関係をユーザー名ではなくユーザーIDで管理しているため、途中でユーザー名を変更しても、ツイートやフォロー関係が維持されるのはそのためです。

ユーザー側にとっては、twitterはユーザー名で操作しているため、特になにも変更する必要はありません。

■twitterアプリ開発者は注意が必要
twitterアプリでは、ユーザーの管理をユーザーIDで行っているため注意が必要です。

律儀に返却されるユーザーIDの範囲をアプリ側でチェックしていると、エラーが発生する可能性があります。気になる開発者はチェックしておきましょう。

ちなみに、32ビットで表現できる符号なしの整数の範囲は、0~4294967296(42億)までででしたが、これが64ビットになると、0~18446744073709551616(1844京)に一気に拡張されます。

▼動画はイメージ。


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