現実世界でもインタレストマッチ

広告の前に立った人間の顔を認識し、男女を判別してインタラクティブに広告を出し分けると言う広告が、ロンドンのオクスフォードストリートで展開されている。

というポストを見て、これは面白いと思った。
顔認識で内容が変わる広告、世界中の選択肢を奪われた女性を支援するPlan UKが展開

オンラインの世界では、検索ワードに関連する広告を出すスポンサードサーチや、自分が今までに検索した内容から自分の嗜好にあった広告を出すインタレストマッチが流行っていますが、
オフラインな現実世界でも、オンラインの中のように自分にあった広告が表示されるようになる時代が来るかもしれません。

認識される顔や身長で、「性別」や「年代」は推定できますので、一つの広告枠に以下のような広告を出すことができると思います。

例えば、
10才前後のお子さんには、就学した時に必要なものを、
20才前後の若者には、就職情報やファッション情報を、
3,40代の青年には、不動産や健康食品を、

広告としてリコメンドできます。

さらに、認識の精度が上がれば、

ジョギング中の格好をしている人に対する広告。
スーツを着ている人に対する広告。
髪の毛が薄くなってしまった人に対する..

など展開が可能になります。

人間誰しも自分の容姿は気になりますから、今の自分がどのように推定されて広告が表示されるか、能動的に広告を見せる仕組みとしても優秀な気がします。