googleストリートビューの画像認識のモザイクに打ち勝つ
googleが提供するストリートビューの機能は日に日に向上し、バーチャル旅行できる範囲も、ハワイのビーチや富士山登山、屋久島散策など、もはやストリート(道)という言葉の枠を超えて拡大中だ。
そんなストリートビューは、車載した全方向カメラを使って通行した道を定間隔で撮影している関係上、通行人や住所の番地などプライバシーに配慮しなくてはいけない物が移りこむ。とりわけgoogleでは、人の顔であったり、重要な文字情報については厳しくフィルタしモザイクをかけるようにしているようだ。
そのようなフィルタの仕組みを実現するために、googleではストリートビュー向けに開発された画像認識アルゴリズムを利用している。この画像認識アルゴリズムは非常に優秀で、このアルゴリズムを使ってWEBサイトなどの不正ログインを防止する仕組みの「CAPTCHA」を解読させたところ、99.8%の精度で正解を導き出したという。
ぼくらの使っているGoogleストリートビューには、そのような強力な画像認識の仕組みが使われているのだ。
▼googleストリートビューで田舎を散歩してたら、顔写真が写ったポスターにもモザイクがかかっている。優秀だ。
▼ポスターの雰囲気は選挙用のポスターのようだ。3つ並んだポスターは、仲良く綺麗にモザイクがかかっている。
▼「日本を取り戻す」「日本を取り戻す」「日本を取り戻す」。誰だわからん。まったく持ってわからん。さすがgoogle。
▼ちょっとだけgoogleストリートビューを進めて、違う角度で見てみた。
▼そして拡大してみる。
晋ちゃんだ。ポスターの顔は安倍の晋ちゃんだったのだ。
googleはモザイクがかかっている箇所でも、角度を変えて見てみると、情報が確認できてしまうケースがあるようだ。
顔を取り戻した!
参考:
リンク:Google MapsのStreet Viewの画像認識アルゴリズムがCAPTCHAのほとんどを解読
リンク:ストリートビューのモザイク処理は見どころ盛りだくさんだった
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