湘南モノレールの乗客総数が4億人を達成したそうです。
鎌倉市の大船駅から藤沢市の湘南江の島駅の6.6キロを結ぶモノレール路線が、2014年6月23日に、乗客総数4億人を達成したそうです。
▼湘南モノレールのマスコットの名前は「しょもたん」と言います。2013年に誕生しました。「しょ」は湘南、「も」はモノレールから命名されています。ちなみに、2013年のゆるキャラグランプリではランキングは515位という(中途半端な)順位になっています。
▼これまでは、モノレールのボディの色は赤だったが、近年、車両のボディが青や緑の新車両が導入されている。
▼終点の湘南江の島駅には、車掌を体験できる装置もある。
▼写真用パネル。
湘南モノレールが4億人達成までの歩み
昭和45年3月7日 | 大船駅-西鎌倉駅間(4.7km)開業(総営業キロ 4.7km) |
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昭和46年7月2日 | 西鎌倉駅-湘南江の島駅間(1.9km)開業(総営業キロ 6.6km) |
昭和60年1月 | 累計輸送人員 1億人達成 |
平成7年2月 | 累計輸送人員 2億人達成 |
平成16年7月22日 | 累計輸送人員 3億人達成 |
平成26年6月23日 | 累計輸送人員 4億人達成 |
湘南モノレールは開業した昭和45年から約15年を経て1億人突破。平成2年に年間の乗客数が1000万人を突破すると、その後も年平均の乗客数が1000万人超で推移しているようで、1億人突破してから10年後の平成7年に2億人を突破します。さらには3億人達成まで9年。4億人達成まで10年という1000万人/年というペースで乗客数を積み重ねているようです。
鎌倉市の人口は、湘南モノレールが開業した昭和45年当時で14万人。湘南モノレールの影響があったかどうかはわかりませんが、昭和50年に16万5千人と急増し、その後、今日まで16万人~17万人の間で推移しています。
湘南モノレールトリビア
・大船駅は鎌倉市と横浜市の境界上に位置する。(湘南モノレールの乗り場は鎌倉市)
・Suicaは使えない。
・自動改札があるのは、大船駅、湘南江の島、西鎌倉駅のみ。あとは車掌に切符手渡し、あるいは改札箱に自分で入れる。
・朝の通勤時間の下り電車は、三菱電機の社員で溢れる。(三菱電機鎌倉製作所含め、三菱電機グループが湘南町屋駅を最寄りにあるため)
・懸垂式のモノレールのため、強風に弱い。
・台風が直撃すると、運休や遅延が頻繁に発生する。
・台風時は頻繁に湘南深沢までの運行になる。これは、海に近づくにつれ風が強くなるためと、湘南深沢に湘南モノレールの車庫があるためと思われる。
・沿線のサラリーマンは、定期より回数券を買う人が多い。これは、平日往復1回しか利用しない場合、回数券の方がコストパフォーマンスが良いため。
・(私見だが)キセル乗車が横行していると思われる。理由は、限れらた駅にしか自動改札がないためで、最小金額の大船駅-富士見町の切符を回数券で買っていれば、どこから乗車したとしてもその最小金額の170円で乗ることができる。実際に、これまで何度も湘南モノレールの途中駅では、朝の通勤時間帯などに数取器を利用した人数調査が行われており、その後、西鎌倉駅に自動改札機が導入された。どこの駅に自動改札機を導入すれば効果的か図っていたものと推測される。
参考:
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