鎌倉市の3海水浴場における放射線量
鎌倉市が、市にある3海水浴場(腰越、由比ガ浜、材木座)における砂浜の放射線量を発表しています。いずれの場所でも、国(環境省)が示している一時間あたりの放射線量の目安である0.23μSv[0.19μSv(追加被爆量)+0.04μSv(自然被爆量)]を大きく下回る数値となっているようです。また、砂・海水の放射線物質の測定結果も合わせて発表していますが、セシウム134、セシウム137、ヨウ素131のすべてで不検出としています。
腰越海水浴場 | 地表10㎝ | 0.037μSv |
---|---|---|
由比ガ浜海水浴場 | 地表10㎝ | 0.029μSv |
材木座海水浴場 | 地表10㎝ | 0.017μSv |
なお、人間の人工放射線による年間被曝許容量は1ミリシーベール(1000マイクロシーベルト)ですが、人間は生きているだけで、世界の場所によってバラつきがあるものの、年間2400マイクロシーベルトを宇宙線などにより自然被曝していますので、そういった意味でも鎌倉市の海水浴場の線量は無視できる程微量です。
参考:
海水浴場における放射線量等の測定値について
追加被ばく線量年間1ミリシーベルトの考え方
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