[全国高校サッカー選手権大会]スポーツの試合を生放送しない無能なテレビ局
年末年始の風物詩と言えば全国高校サッカー選手権大会。各都道府県の地方テレビ局が地元の代表高校の試合を放送しているから、自分の出身県の高校をテレビに噛り付いて応援している人も多い思う。
しかし残念なことに、地方で放送している高校サッカー選手権大会の試合は、生中継していないことが分かった。例えば、2017年1月3日に行われた3回戦、遠野高校(岩手)対 前橋育英(群馬)の試合は、12:05キックオフ、試合終了は14時前なのだが、群馬県のテレビ局「群馬テレビ」では試合開始前の12時から放送中継を開始しているのに対し、岩手県のテレビ局「テレビ岩手」では、試合終了後の15時から放送を開始している。言わば録画だ。
当然問題になってくるのは、試合の結果バレだ。
今の若い子達は数分毎にSNSを見ていて、自分が所属しているセグメントの情報を見ているから、サッカーに興味のある人には、それ相応の情報がSNSに入ってくる。その結果が以下だ。
もう終わったのか。
これから放送予定だったのに結果を知って残念。
前橋育英、遠野を下し3年連続のベスト8進出…序盤の先制弾で逃げ切る | サッカーキング https://t.co/wijUt8nBcH
「テレビ放送の前に結果を知ってしまって、見る気を無くしてしまった。」というツイートをいくつも見つけることができが、これは氷山の一角で、同じような気持ちを持っている人はきっと多いだろう。
ソーシャルメディアが普及する前は、ユーザーは、テレビ局が発信する情報を得るしかなかった。しかし今は、検索すれば自分が望む情報に簡単に辿り着けるし、そうでなくてもSNSが勝手に情報を届けてくれる。スポーツの試合を見たいユーザー(少なくとも自分は)にとっては、
「ド素人の生中継>録画されたテレビ局の試合」
なので、臨場感ある実況や説得力ある解説よりも、生中継であることに最大の重きを置く。
今現在、SNSであるtwitterやfacebook、youtubeなどがライブ放送に力をいれているように、今後簡単にユーザーがライブ配信を行えるようになってくる。まだネットワーク環境が十分でない部分があるので、まとまった時間の質の高い中継に課題が残るが近い将来、サッカー生中継YouTuberなどが出てきて、これまでテレビが放送していたスポーツ試合の中継を奪っていくだろう。(今はいいですが、こういう人たちが今後の視聴者のメインになっていくんですよ?)
それでいいのか、テレビ局。
(今日、遠野高校 対 前橋育英を見てきて、他のユーザーの所感をネットで見てみたら、岩手県で試合を生中継していないことに気づき、それに嘆いている人がいたので記事にしました。)
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