全国の郵便局でも格安スマホを販売する時代に。IIJmioが展開

音声通話機能付きSIM「みんふぉん」などを展開する株式会社インターネットイニシアティブが、全国20,077の郵便局において、格安スマートフォンの販売を展開することを発表した。このサービスは富士通のSIMロックフリー端末「arrows M03」に、インターネットイニシアティブが個人向けに展開するインターネットサービス「IIJmio（アイアイジェイミオ）」のSIMをセットで販売するというもので、郵便局内に販売コーナーが設けられるのではなく、カタログ販売として展開する。

いわゆる３大キャリアである「ドコモ」「au」「ソフトバンク」のオルタナティヴとしての訴求であるが、郵便局には普段スマートフォンやデジタル商品に興味のない層も多く訪れるため、カタログを持ち帰って家族と相談して購入まで至るという流入を想像することができる。格安スマートフォンというとキャリアに比べて「安かろう悪かろう」のイメージが先行しがちだが、郵便局という半公的機関が取り扱うことによって、信頼度という点でも後押ししてくれそう。

なお、現在のところ端末の選択肢が乏しいため、若い人はターゲットにはならないと思われる。arrows M03の評判はこちら。
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