Google Analyticsの平均滞在時間は、腹八分目で見よ
Google Analyticsを利用していると、以下のようなデータに遭遇することってあると思います。
訪問別ページビュー: 1.00
訪問の平均滞在時間: 00:00:00
直帰率: 100.00%
平均滞在時間0:00…
データを数字通り読むと、このページないわ~って感じで神のようなスピードでページを移動したのでしょうか?
photo credit: Social BIz Solutions
どうやら、違うようです。
Google Analyticsのブログでは、以下のようにあります。
Analytics はページビューの間隔を計測して、ページの閲覧時間を表示しているので、最後の閲覧ページの時間を計測することはできません。そのため直帰したセッションには一律 0 秒を割当てています。2 ページ以上閲覧して離脱した場合、最後のページは以降のページビューがないので記録されません。
ストップウォッチを例にすると、
■そのユーザのアクセスが2回だった場合
1)平均滞在時間の計測開始
ページAにアクセスがあった時点で、ページAの滞在時間のストップウォッチをスタート。
2)平均滞在時間の計測終了
ページBにアクセスがあった時点で、ページAの滞在時間のストップウォッチをストップ。
ページBの滞在時間のストップウォッチをスタート。
つまり、
ページ!(最初のアクセス)の滞在時間は計測されますが、ページB(最後のアクセス)の滞在時間は、ストップウォッチのストップが終了していないので計測されず、一律0:00として表示されます。
■そのユーザのアクセスが1回だった場合
1)平均滞在時間の計測開始
ページAにアクセスがあった時点で、ページAの滞在時間のストップウォッチをスタート。
2)平均滞在時間の計測終了
計測終了がない。
つまり、アクセスが1回の直帰の場合は、一律、0:00になる。
上記のような仕様のため、平均滞在時間は概ね小さく出る傾向があるようです。
また、直帰の場合は、0:00となるのは仕様のため、あまり、神経質にならなくてもいいようです。
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