iPhoneが売れなくなるとき
まいど!トディーです。
今日はテレビのニュースのTOPはiphone5の発売ネタだったね。
iPhone5祭り
僕は、朝は日テレの「スッキリ!!」派なんだけど、
その番組の中で、都内のアップルストアで行列待ちをしていて、
インタビューを受けた人は、こう言っていた。
「北海道から来ました。向こうでも買えるんだけど、札幌だと並ばずに買えちゃうから、わざわざ東京まで来ました。」
!!
これって、どういうことだ!?
次に専門家はこう言っていた。ん~、何の専門家は知らないけどね(笑)
「iphoneの機能には期待している人がたくさんいる。iphoneというブランドだったら中身を知らなくても買う。そう人がたくさんいる。」
!!
これって、どういうことだ!?
iPhoneの強みは機能的価値と心理的価値の両輪
iPhoneの強みを考えてみた。
その強みは、機能的価値と心理的価値の2つが共に伴っていることだと思うんだ。
機能的価値っていうのは、iPhoneがもつ機能に、競合他社を寄せ付けない良さがあるってこと。
この機能的価値は、時間が経過すると、競合他社も技術を真似てくるから、時間と共に差がなくなっていく。
例えば、Android OSを搭載した様々な端末が出ているよね。
心理的価値っていうのは、iPhoneが放っているセンス、iPhoneを作ったアップル社やスティーブ・ジョブズの背景・歴史、iPhoneを持っているということがカッコイイっていう雰囲気に価値があること。
この心理的価値は、時間が経過しても競合他社はなかなか真似できない。
例えば、ソニーのウォークマン。
iPhone(ipod)や、他社メーカーの携帯音楽プレーヤーが流行って、機能的にそれらの方が上だとしても、ソニーのウォークマンというブランドを選ぶ人は、まだ多い。
それは、ソニーという会社への信頼や、世界で初めて音楽を携帯できることに成功した、ウォークマンというブランドの信頼という価値を買っているから。機能ではなくてね。
iPhoneが売れなくなるとき
神田昌典さんの著書「2022 これから10年、活躍できる人の条件」
の中に、「iphoneの未来を予測する」という項目が出てくる。
この項目の中に、このような問いが出てくるんだ。
iphoneは、あと何年、売れ続けるのか?
本書の中で神田さんは、
ある方法を使ってiphoneの寿命を予測しているんだけど。
あなたなら、どう予測する?
これからさらに勢いを増す?それとも衰退してくる?
ちょっと考えて見てよ。
答えは、最後に書くからね!
さて、神田さん使ったその方法というのは
「商品のライフサイクル」っていうのを利用したんだ。
どういうことかというと、
世の中に存在するものすべてに、
ライフサイクルというものが存在しますよ、と。
国家なら国家のライフサイクル。
会社なら会社のライフサイクル。
人間なら人間のライフサイクル。
商品なら商品のライフサイクル。
国家、会社、人間、商品。それぞれおいてライフサイクルやステージの長さ、
成長曲線の描き方は異なるけど、同一対象同士で見ると、一定の法則が見えてきて、それを予測のものさしとして利用できますよ、と。
そして、ライフサイクルはその中で、大きく3つのステージに分けることができる。
「導入期」、「成長期」、「成熟期」
それぞれのステージにおいて、成長曲線の描き方があって、もちろん一番鋭いカーブを描くのは「成長期」の時だ。
この成長曲線の描き方に、現在のiPhoneという商品の成長曲線を投影させてみると、だいたいどのくらいの時期にiPhoneという商品が成熟期に入って、衰退していくかが予測できるというわけ。
iPhoneはまだ、スペック的な上昇は、し続けられているし、前期でsiriや、今期はLTEやテザリング機能など、機能的価値を提供できているわけだから、まだ成長期にいる感じだよね。
だけど、機能的価値ではなく、例えば、
iphoneがカラー展開なんかしだしたら、ちょっと成熟期に差し掛かったシグナルと言えるかもしれないね。
国産の電機メーカーの衰退と、発売される商品の関係を見たら分かるでしょ?
新しく発売される液晶テレビに追加された機能が、
目覚まし時計だって?
新しく発売されるFAXに追加された機能が、
マイナスイオン発生器だって?
こんな商品が発売されると聞いたときは、コントかと思ったね。
価値とは言えない機能が付加されて商品化されちゃっているわけです。
そこから言うと、iPhoneは成熟期に入っても細く売れ続ける可能性はあるし、iPhone自身は衰退して無くなっても、後継の商品にファンが移っている可能性は大きいかもね。
身近なところからヒントを得る
さっきね、某2CHのまとめサイトで「色々な原価書いてけ」ってのがあったから見ていたんだけど、その中に、
「寺や神社のお守り 1000円 → 原価3円」
ってのがあったの。
なんちゅう原価率だって話だよ。
だってもとは、紙と布だよ?
そこに機能的な価値なんてないわけ。あるのは心理的な価値。
感情的な価値とも言えるかな。
でも、そのお守りが数百円であっても数千円であっても、それを買いたい人はいるわけですよ。
だから、神社側はこっそりとブランディングをするわけ。
うちは、安産祈願に定評のある○○ですよ~って。
うちは、学業祈願に定評のある・・・
うちは、健康祈願に定評のある・・・
これってヒントになるモデルだよね。
機能的価値が生み出せなくても、心理的価値を生み出せば商品になる。
相手の感情を動かせば、物は売れる。
例えば、こんなことない?
なんで、旅行先の行ったところでキーホルダーを買ってしまうんだろうって。
これって、自分の家よりも距離が遠いところに来たときほど、買っちゃわない?海外とか。
それって、もう二度と来ないかもしれないから、人生の記念に。
って感情を動かされているから買っちゃうんだよね。
WEB展開できないか、考えてみる
そうだ、いいこと思いついた。
こんなのどうだろう?
WEBさい銭
インターネット上にWEBさい銭サイトを開いて、
そのサイトでさい銭するとご利益があるよ~っ
ていうサイト。
ちゃんと、「○○寺の住職監修」みたいなキャッチコピーをつけて、
もちろんちゃんと監修してもらって。うまく作るわけ。
で、paypalや楽天決済、対応!
「さい銭して頂いたら、ご利益のあるお守りの画像をメールで送付します!」
「物販も可能です!全国どこへでもお届けします!」
みたいな。
コピーライティングで相手の心理的価値、感情的価値を揺さぶるわけです。
これって、ちょっと非常識じゃない?って思うかもしれない。
でも、考え方というか、光の当て方の違いだけだと思う。
WEBを使ってチャリティーをする仕組みは、もう既に流行っている訳だから、
それがさい銭という名前に変わっただけだ。
集まったお金は、半分は寄付・半分は神社の発展のために活用すればいい。
ヒントはいっぱいある。
ネットを使ってバタフライエフェクトを起こそう。
次は、人間に焦点を当てて、機能的価値・心理的価値を書こうと思うから、よろしく!
そうそう、iPhoneの寿命の答えだったね、本買ってよ!(笑)
いい感じ!
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