転ばぬ先のtwitter管理。SNSの誤送信はメールよりも悲惨になる
あなたは働き始めた時、たぶん、こう言われてきたはずです。
「メールを出すときは、宛先をちゃんと確かめてから送信しましょう。」って
そりゃそうだ。
関係ない宛先がCCやBCCに入っていた場合、企業の秘密情報なんかを外部の人に漏らす可能性があるんだから。
また、プライベートでメールを送信する場合、お互いの面識がない人を一括で宛先に設定して一斉送信する人がいますが、これもあまり良いことではありません。
一度出したメールは、相手の元に届いたら二度と変更できない。
そういう意味では、WEBで情報を公開するよりも、メールを送るときは慎重になるべきです。(WEBサイトだったら、相手が見てなかったら変更して、何食わぬ顔をすることはできる。)
SNSでの送信はもっと慎重になるべき
ヤマダ電機のtwitter炎上
メール送信は慎重になるべきですが、企業としてSNSで情報発信をする場合は、メール以上に慎重になるべきです。
先日、12月7日に発生した三陸沖の地震の直後に、ヤマダ電機の公式Twitterアカウントが発信したツイートが問題になっています。
「こんばんは、ヤマダ電機です。皆様、地震の影響は大丈夫でしたでしょうか。またこれを機に日頃の備えなど検討してみては如何でしょうか」
このツイートに対して、「不謹慎すぎる」とか「このタイミングで宣伝か?」といったような反応が多く、ヤマダ電機のtwitterアカウントは炎上状態になりました。
結果、当該twitterアカウントは非公開になってしまい、現在時点でツイートを閲覧することができません。
きっと、ヤマダ電機のTwitter担当者は、悪気なく、ただツイートしただけだろうに・・・。
偽アカウントの登場
さらに悪いことに、ヤマダ電機の公式アカウントの偽者が登場してしまい、炎上に油を注ぐ状態になってしまった。
▼こっちは、本物
アカウント名は、@yamada_official
▼こっちは、偽者
アカウント名は、@yamada_officiaI
偽者のアカウント名は、最後の「l」が大文字の「I」(アイ)になっていて、パッと見、区別がつかない。
偽アカウントは、
な〜〜にが「お客様は神様」じゃw 店あっての客だろうがw
家出なくても買い物できるし電化製品以外も売ってるAmazonは最強。他はありえない。
#RTした人の会計を割引する
といった、ふざけたツイートをして、ヤマダ電機の信用を落とすような発言を繰り返している。
誤送信というよりも、人としての誤り
たとえば、
「地震で閉じ込められた」
といった虚偽ツイートや、
「今から車でこんびに。無免許。」
とか、
「久しぶりに飲んだらビール4杯で酔っ払っちゃってそのまま車で帰ってきた」
といった、不法行為ツイートもあとをたたない。
これらは、誤送信というよりは、人としての行動が誤っている。
まとめ
メールの誤送信は、送信した人と受信した人(達)の調整で事が収まることが多い。しかし、SNSでの誤送信の場合、多くの人の目に触れてしまう可能性があるため、事を収めるのが難しくなる。
それは、SNSでの発信をメールの延長線上と考えていて、SNSでの発信の範囲は、自分のフォロワーまでと勘違いしているからかもしれない。
インターネットを拡散器と呼んだ人がいたが、まさにその通りで、SNSはインタネットの一部なのだから、何かがきっかけで拡散されてしまう。
拡散して炎上したものは、119番を呼んでも消化できず、時間がたって自然鎮火を待つしかない。
ところで、12月10日の深夜1時30分、
LINEの五輪ニュース速報アカウントが突如として誤発信されたスタンプ。
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五輪ニュースのアカウントに対して、発信されたスタンプが「地獄のミサワ」の「あ~恋愛して~」だったため、このギャップが逆に多くの人を楽しめさせてしまったみたいだ。
SNSでの情報発信、難しいですよ~(ッターン!)
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