webサービスが社会インフラになる。その可能性が見えた2012年
今年も残すところ僅かとなった。
思い起こすと、今年もいろいろなことがあった。
webサービスが社会インフラになる。その可能性が見えた2012年
特にweb界隈。facebookやLINEといったソーシャルメディアでは、単にwebサービスではなく、社会インフラへの成長を意識できた年といえるのではないでしょうか?
2011年の東日本大震災によって見直されたSNSを中心としたWEBサービス。
Facebookやtwitterに加え、2012年はLINEやcommといったメッセージングサービスが相次いでリリースされ、それらのサービスは生活の一部に溶け込むようになりました。
先日の12月7日に発生した三陸沖を震源としたM7.3の地震では、既存の電話回線の代わりに、LINEやtwitterなどのWEBサービスで連絡を取り合う人達が増え、認知度も上がってきているように思います。
というのは、これまでのSNSは、ずっとテクノロジーが先行していて、それを若者を中心としたアーリーアダプターが引っ張ってきました。
SNSという名の社会性は、一部の片寄った人たちにしかリーチできなかった。
しかし、今ではスマートフォンやタブレット端末などのネット端末が行き渡り、また、最近では7インチタブレットが普及することで、様々な生活スタイルに合わせたネット環境を選択できるようになりました。
その結果、僕たちは、生活のどの場面を切り取っても、ネットに接続し、SNSアプリを通じて友人や家族の近況を知り、それに対してリアクションできる環境を手に入れることができた。
Webサービスは、テクノロジーが良いだけしゃだめ。
人がそのテクノロジーに反応してくれることで、初めて価値が生まれる。
「テクノロジー」と「人」。
この2つの両輪がそろうことで、webサービスは社会インフラになることができる。
その可能性が見えた一年じゃなかったでしょうか?
スマホの利用者は、まだまだ3割程度。
まだまだ伸びしろがあるだけに、来年はさらにwebサービスのインフラ化は進化を見せるのではないでしょうか?
ということで、来年もよろしくお願いします。
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