年末年始は高校サッカーを見よう!高校サッカー選手権の5つの魅力
~年末年始は全国高校サッカー選手権大会を楽しもう~
年末年始ほどイベント感のある時期はないんじゃないでしょうか?
これを書いているのは12月31日の電車の中だったんだけど、電車の中に座っていると様々な人たちとすれ違う。
ビニール袋いっぱいに食べ物を買っている人
カップル二人で荷物を持っている人
大きな旅行ケースを引きずってる人
大晦日のこの日、人々を観察していると、それぞれの年末年始の過ごし方のスタイルが透けて見える気がする。
僕はといえば、年末年始の過ごし方は、関東圏内の競技場に、高校サッカー選手権大会の地元の高校を応援にいくというスタイルが、ここ5、6年続いて、今はその帰りだ。
そこで、なぜ年末年始の高校サッカー選手権大会が面白いのか?
その魅力を、5つ程、伝えたいと思う。
高校サッカー選手権大会の5つの魅力
1.負けたら終わり、そのドラマがいい
毎年、12月30日に開幕される高校サッカー選手権大会。
年末に行われるこの大会は、卒業間近の3年生にとっては負けたら引退を意味します。
その試合が仲間といっしょにサッカーをする最後の試合。
3年間、あるいはもっと小さい頃からいっしょにサッカーをしていた仲間とできる最後の試合。
あなたの目の前で繰り広げられるのは、
その想いが詰まった試合。いや、ドラマです。
2.日本を感じられる
高校サッカー選手権大会は、くじ引きで対戦する組み合わせが決まり、東京、神奈川、千葉、埼玉の競技場で行われます。
そしてその競技場には、地元からの応援はもちろんのこと、首都圏に住む地方出身者が応援に集まります。
これは、試合するのが地方の高校であればある程、強く意識できます。
なぜなら、周りの観客が話している言葉に、その地方の訛りが混じっているから。
例えば、滝川第二と聖光の試合だった場合
この人たちは関西訛りだから、滝川第二の応援かな?
ってことは、こっちの人たちは聖光の応援かな?
山口の訛りってこんな感じなのか。
みたいな感じで、言葉の訛りを通じて日本を感じることができます。
案の定、試合が始まって一方がゴールを決めると、予想したその人たちが歓声をあげます。
よし。当たった。当たった。
みたいなw
3.学校それぞれの応援スタイルが違う
高校サッカーはクラブチーム同士が対戦するスポーツではなく、学校活動の一環です。
そこには、試合をするのは選手だけでなく、その試合を応援する学生達がいて、その応援スタイルは学校ごとに違います。
サッカー部員たちだけで応援するチーム
太鼓や楽器など、鳴り物で応援するチーム
カッパなど、地元の特徴のキャラクターの被り物を着て応援するチーム
各学校の応援スタイルを見るのも面白く、若い高校生からエネルギーをもらえます。
また、ボールボーイや会場入り口のチェック、プログラム販売なども地元の高校生サッカー部がやっているようです。
4.コストパフォーマンスがいい
一回戦から準々決勝までのチケットは、1枚1500円で、その日・その会場で行われる2試合を見ることができます。(※前売りは1300円)
あなたは120分の映画を見るために1500円を払うかもしれないが、
高校サッカーというドラマは、2試合分の160分で1500円だ。
5.ここでしか買えないものがある
試合の会場には、試合プログラムはもちろん、ここでしか買えない、高校サッカー選手権グッズが売られています。
そのいくつかを紹介します。
▼今年の応援リーダーに起用された遠藤保仁選手が入ったマフラータオル
▼ブランケットやタオル
▼その日試合をする学校のキーホルダー。
▼手袋・靴下
▼その他
ちなみに、今年はグッズは買ってません。
だって、去年90回記念大会のときに買ったグッズ、結局一回も使う機会なかったんだもん(笑)
まとめ
首都圏に住んでいる人は年末年始の過ごし方として、地元の高校を応援に行ってみてはどうだろうか?
そこには、テレビのドラマを超えた、高校サッカーというドラマが待っているかもしれない。
今年、第91回のドラマはまだ終わっていない。
残された、1月12日(土)の準決勝、1月14日(祝)の決勝にどのようなエンディングが待っているのだろうか?
あなたにはまだ、それを目の前で見るチャンスが残されている。
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第91回全国高校サッカー選手権大会
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