サッカー日本代表23人の出身都道府県を調べてみた。
ブラジルW杯前の国内で行う最後の代表戦として、キリンチャレンジカップ キプロス戦が行われた。日本は前半、キプロスの狭く・強いプレスに苦戦しボールロストが目立ったものの、時間の経過と共に持ち前のパスサッカーを展開し、ペナルティエリア内に入り込むチャンスを作り、内田選手の得点に繋がった。試合は結局この得点のまま1-0で勝利した。
日本は世界と戦う上で強力な武器がいくつかあるが、その一つが持ち前のアジリティで相手を交わしてえぐる様に上げる長友のクロスだ。このワールドクラスのプレーはキプロス戦でも健在だったが、頭で合わせる側が相手のDFの高さで負けていた。いや、高さは勝てる要素はないので、岡崎のような相手の裏に消える動きが必要だが、この試合ではそれは見られなかった。もう一つの武器は、細かいパスサッカーだが、細かすぎて伝わらなかったという典型例で終わった。パスが1つ多かったようだ。
さて、試合を見ていて思ったのが、日本代表の23名に選ばれた選手は関西、あるいは西日本に偏っているのではないか?ということだ。香川選手は中学は宮城県にサッカー留学しているが出身は兵庫、本田選手は高校は石川県だが出身は大阪だ。
ということで調べてみた。
西日本はオレンジ、関西は赤で記してある。
名前 | 背番号 | 出身県 | 現所属チーム |
---|---|---|---|
川島永嗣 | 1 | 埼玉県 | スタンダール・リエージュ/ベルギー |
西川周作 | 12 | 大分県 | 浦和 |
権田修一 | 23 | 東京都 | FC東京 |
内田篤人 | 2 | 静岡県 | シャルケ/ドイツ |
酒井高徳 | 3 | 新潟県 | シュトゥットガルト/ドイツ |
長友佑都 | 5 | 愛媛県 | インテル/イタリア |
森重真人 | 6 | 広島県 | FC東京 |
今野泰幸 | 15 | 宮城県 | G大阪 |
伊野波雅彦 | 19 | 宮崎県 | 磐田 |
酒井宏樹 | 21 | 長野県 | ハノーファー/ドイツ |
吉田麻也 | 22 | 長崎県 | サウサンプトン/イングランド |
遠藤保仁 | 7 | 鹿児島県 | G大阪 |
青山敏弘 | 14 | 岡山県 | 広島 |
山口蛍 | 16 | 三重県 | C大阪 |
長谷部誠 | 17 | 静岡県 | ニュルンベルク/ドイツ |
本田圭佑 | 4 | 大阪府 | ミラン/イタリア |
清武弘嗣 | 8 | 大分県 | ニュルンベルク/ドイツ |
岡崎慎司 | 9 | 兵庫県 | マインツ/ドイツ |
香川真司 | 10 | 兵庫県 | マンチェスター・U/イングランド |
柿谷曜一朗 | 11 | 大阪府 | C大阪 |
大久保嘉人 | 13 | 福岡県 | 川崎 |
大迫勇也 | 18 | 鹿児島県 | 1860ミュンヘン/ドイツ |
齋藤学 | 20 | 神奈川県 | 横浜FM |
わかったこと
・15/23が西日本出身者。特に攻撃的ポジションに多い。
・東北1人。北海道なし。
・強豪高校の多いはずの東京・神奈川からは1人ずつ。それ以外の関東はなし。
という結果だった。
やはり西日本出身者が多いと言えそうだが、それ以上に、関東・東北・北海道出身者が少ないことが目立った。
まぁ、W杯を楽しめればそれでいい。
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