ペナルティーキックのルール的にフェイント、トリックってありなの?斬新なPKが蹴られる。
BBC Wales Sportの公式twitterアカウントに投稿されたペナルティーキックのフェイントが斬新だったので紹介したい。キッカーがゆっくりとボールに近づき、その後、スパイクの紐を直そうと見せかけた瞬間、ゴールキーパーが動く暇もなく、ゴールが決まったというシーンだ。
The cheek of it!@SwansOfficial icon @LeeTrundle10 scores an outrageous penalty during a charity game in which he scored a double hat-trick pic.twitter.com/rePIrDfNkG
— BBC Wales Sport (@BBCWalesSport) 2016年12月6日
ところで、
このようなペナルティキックは、認められてるのだろうか?
財団法人「日本サッカー協会」が発行するサッカー競技規則に記載してある規則において、ペナルティキッカーに関する事項のみをまとめてみると、以下のようになる。
1.ボールがペナルティーマーク上においてあること。
2.PKを蹴るキッカーが特定されていること。
3・ボールを前方に蹴ること。
4.一度蹴ったら、他の競技者がボールに触れるまで、キッカーはボールに触れてはいけない。
競技規則には、ペナルティキック時における規則として、キッカー以外にもゴールキーパーやその他選手の規則、あるいは、PKが正常にインプレーにならなかった場合の規則も記載されているが、キッカーに関して言うと主要なチェック項目は上記4点のみであり、それが守られていれば、フェイントを使ったキックも有効になるようだ。したがって、サッカーシューズの紐を結び直す振りをして、キックをするのも認められるようだ。
これは、PK違反
2010年のJ1開幕戦、サンフレッチェ広島 VS 清水エスパルス戦で佐藤寿人選手が蹴ったPKが得点として認められたの試合があったが、後日、これは、キッカーが特定されていない(特定したキッカー以外が蹴った)ため、誤審なのでは?という問題になったことがあった。審判は、「おかしいと思ったが、清水側から抗議が出なかったので得点を認めてしまった」と話していたという。
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