震災時に備えてパスタを常備しておくと非常食にできるかも
警視庁警備部災害対策課が運営するtwitter公式アカウント「@MPD_bousai」が、震災などの災害時に利用できそうな料理のテクニックとして「水漬けナポリタン」を紹介している。
「水漬けパスタ」に挑戦です!市販のパスタを水に漬け、クタッとさせて調理する技。災害時など、ガス・電気・水の節約につながるイイ技です!今回はパスタを4時間水に漬けた後、茹でずに、薄切りしたハムとタマネギ、ケチャップで1分炒めてナポリタンに。歯応えよく、想像以上の美味しさでした(喜) pic.twitter.com/ALyQhLqpX0
— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) 2017年1月17日
ツイートでは、ガス・水道・水などの使用が制限された災害時などを想定した料理技としており、材料は、
・市販のパスタ
・ハム
・たまねぎ
・ケチャップ
といずれも冷蔵庫に入っていそうな食材であるが、コツとしては、ガスや電気を節約するかわりにパスタを4時間という長い時間、水に漬けておくこととしている。4時間後にパスタの乾麺がクタッとなったら、あとは通常通りに細かく切ったハムとたまねぎとケチャップを加えて炒めるのだが、結局、ガス(電気)を使うので、これらのライフラインがストップしていたら利用できない技ではあるかもしれない。
※パスタの麺なので、使用する麺の太さ(ミリ数)によって、多少時間が変わるかもしれない。
しかし、水を沸騰させその後に麺を茹でる、という作業はガスや電気の使用時間が大幅に長くなるため、それを節約できるという点では良いアイデアかもしれないし、あるいは、完全にライフラインがストップしている状況であってもガスコンロがあれば、このレシピは上手に活用することができる。
この技はキャンプなどのアウトドアを楽しむ人の間では有名なようで、パスタは他の乾麺に加えて一定以上の水分を吸収しない特徴を生かしたテクニックとのこと。また災害時ではなくともレシピとしても、水に浸してから茹でるとパスタにコシがでて美味しくなるという話もある。
何かしらの場合に備えて、パスタ乾麺の常時ストックの量を少し増やしておくといいのかもしれない。
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