【ハプニング】主審が途中交代。サッカーの審判の役割とはなんなのか?
3月5日。サッカー日本代表はキリン・チャレンジカップで、現国立競技場での最後の代表戦となるニュージーランド代表と対決した。
試合はテンポのよい崩しで序盤だけで日本が4得点を奪い、試合の主導権を握ったが、ニュージーランドに何度もチャンスを作られ、その内2点を失った。多くの課題が残った試合となったが、国立最終戦を勝利で終える事ができた。
ところで、この試合ではめったに見ない「主審の交代」という珍しいことが起きていたのはご存知だろうか?
負傷した主審
太ももの後ろを押さえてピッチを後にしたオーストラリアのアラン・ミリナー主審。選手同様、主審の走る距離も相当なものになるが、どうやら寒さも影響してか軽い肉離れを起こしてしまったようだ。
その結果、第4審判として控えていた東城穣が主審をつとめる事となった。
サッカーの審判
普段サッカーの試合を観戦するとき、3人の審判に目が行きがちですが、実際には追加副審として、第4の審判が置かれます。試合によっては追加副審として第5の審判員を置く場合もあるそうです。代表クラスの試合では、追加副審は必ず用意されているでしょう。
審判の役割
審判のそれぞれの役割は以下になります。
主審・・・笛をふく人。競技規則の範囲において全ての決定権を持つ。全ての審判と連携し最終判断を行う。腕時計で時間をはかり、試合のファールやカード情報などを記録する。試合の中断や選手の退場を判断する、等。
副審(2名)・・・両タッチラインでフラッグを持っている人。オフサイド判定やタッチライン、ゴールラインが外に出た場合の判定を行う。ただし、副審の判定は主審の決定の判断材料であり、最終決定は主審が行う。
第4審判・・・
・主審の補佐
・主審や副審が続行不可能な場合の控え審判
・競技者の交代対応
・ボール交換管理
・その他、試合運営の補佐
疑問が発生
じゃあ、第4の審判や第5の審判までもが交代した後に、さらに審判が負傷したらどうなるのだろう?先日のニュージーランドを見て、そのような疑問が残った。
なぜなら、このニュージーランド戦で第4審判が交代した後に選手交代用のプラカードを持っていたのは、ジーンズを履いていた男性だったのを見逃さなかったからだ。
実際のところ、どうなんだろう?教えてくれ!
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