J3リーグに新規参入したグルージャ盛岡が強いと話題に
J3リーグは、2014年に始まったプロサッカーリーグのJリーグの3部にあたるリーグ。岩手県盛岡市をホームとするグルージャ盛岡は、J3リーグに参入し、岩手県で初のJリーグクラブとなった。
そのグルージャ盛岡は第3節、ホームに「Jリーグ・アンダー22選抜」を迎え、トータルスコア6-1(前半4-0)という圧倒的スコアで勝利し、通算2勝1分とし得失点差で首位にたった。
対戦相手が選抜メンバーであったことと、グルージャ盛岡という一般的にはあまり知られていないチームが圧勝したために、Twitter上のタイムラインには「グルージャ盛岡が強い」というコメントが多くみられ、「グルージャ」というワードがtwitterのトレンドワード入りするほどだった。
ネット上の反応
グルージャ盛岡の試合を見たtwitterユーザーの間で、以下のような反応が見られた。
グルージャ盛岡 6-1J-22
でホーム開幕戦勝利!
やたっーーーーーーーぁ\(^-^)/
しかも首位って出来すぎで怖い(^-^;
ゴール裏も去年に比べて盛り上がってたしヨカッタ(*´∀`)
これからの試合も盛り上げてゆくゾo(`^´*)
#グルージャ #J3
— ノーチラス (@nautilus0311) 2014, 3月 23
昨年まで同じリーグ所属だったグルージャさんがJ3で活躍してる。確かに9番の高瀬選手のスピードはすごかった。東北1部では怪物クラスだった。
— さんつき (@sanriku_moon) 2014, 3月 24
今グルージャ盛岡J3で首位なのね! やるじゃん(^o^)
— たかす けんた (@ken_tks0611) 2014, 3月 23
グルージャ首位ってマジ!?
— かず (@kznrkn) 2014, 3月 23
グルージャがU22をフルボッコしてた
— シュン@まゆゆ&ステポ&まっくん推し (@ShunYairi) 2014, 3月 23
グルージャがU22選抜をいじめてる…
— みやあおさん@まだまだノリコエロ! (@miyabako) 2014, 3月 23
グルージャの試合が予想を超える面白さでよかった!
— うーしゃか (@Usyaka) 2014, 3月 23
僕もやっとくわ グルージャ超つぇぇぇぇぇぇぇぇ!
— 工藤大希 (@nostradaiki) 2014, 3月 23
やば!何!グルージャ!
— え り ち ゃ ん (@ds_7_e) 2014, 3月 23
6ー1 とか。グルージャ半端なく強かった。
— S2 (@s2_slow_learner) 2014, 3月 23
グルージャってこんな強いの?
— TAISHI KAWAMURA (@taishihaleluya) 2014, 3月 23
グルージャが強いのか相手が弱いのか
— ihcust (@scape5at) 2014, 3月 23
J3はグルージャが首位か。U-22選抜戦がボーナスステージと化している。 #J3
— こーいち@船橋 (@koichi99) 2014, 3月 23
昨日のグルージャの試合。高校生と思われるボランティアスタッフの方々がすごく気持ちのよい対応をしてくれていた。ちょっと感心した。
— S.Taka 春恋し (@neotaro01) 2014, 3月 23
グルージャ盛岡 オオオオオ~オオオオオ
グルージャ盛岡 オオオオオ~オオオオオ
大同団結 力戦奮闘 グルージャ盛岡
— grulla chant_bot (@grullachant_bot) 2014, 3月 23
初めてグルージャ盛岡の試合を観に来た友達が、野郎ばっかりじゃなく女子や子ども、ファミリーで楽しく応援できる感じなんだね!また行く!言ってました。
#グルージャ盛岡
— あつ (@suke_saiko) 2014, 3月 23
き、きのうの地元のサッカークラブチームの80年代漫画風応援イラスト…。達増岩手県知事のお気に入りに入れられてて驚愕の朝…。ぐ、グルージャまた応援行こかな…。で、毎回イラスト描こうかなww
#グルージャ盛岡 #盛岡 pic.twitter.com/f3A3cNnLuz
— Naoko Kano (@nyororo) 2014, 3月 24
グルージャ盛岡とは
グルージャ盛岡は岩手県盛岡市に本拠地を置くサッカーチーム。
2000年、盛岡商業高校、盛岡中央高校のOBらが中心となって結成されたヴィラノーバ盛岡を前進に持ち、2003年「Jリーグチームを盛岡に作る会」という目標をもとに「グルージャ盛岡」に改名する。
全てのカテゴリを越えて、サッカーチームの実力を示す大会として天皇杯がある。岩手県内において、それまでの天皇杯の岩手県予選では、盛岡ゼブラ、岩手大学、新日鐵釜石など複数の有力チームが優勝を競い合う時代が続いていたが、2008年からはグルージャ盛岡が6年連続で優勝しており、県内最強の地位にいる。一方で、東北社会人サッカーリーグ1部で活躍するも、なかなかJFLに上がれないシーズンが続いていた。
2013年、J3リーグが発足するタイミングで参入する意向があることを表明。盛商が全国高校サッカー選手権大会で優勝したときのメンバー、林勇介選手らなどの積極的に補強を行い、2014年にJ3への参入が承認された。
Jリーグ3部「J3」が生まれた背景
J3リーグは、2014年に始まった日本のプロサッカーリーグ、いわゆるJリーグの3部にあたるリーグ。
これまでの日本サッカーは、J1(ディビジョン1)とJ2(ディビジョン2)という2部制のプロリーグが頂点にあり、その下にJFL(日本フットボールリーグ)が存在する。さらに下へ進むと、JFLを目指す関東リーグ1部、その1部を目指す2部、関東リーグ2部入りを目指す各県リーグ1部、その県リーグ1部を目指す2部という構造になっている。
シーズンの終了時には、J2の成績下位チームとJFLの成績上位チームが入れ替え戦を行うことで、Jリーグしいては国内リーグの活性化を図っているのであるが、J2とJFLという2つのリーグの間には大きな壁があるように思われる。
Jリーグを目指すチームが全国で増える一方で、現状ではJリーグのチーム枠が固定されているために参入するための障壁は高く、それを吸収する意味でJ3というディビジョンが発足したようだ。
Wikipediaの言葉を借りると、JFLとは「アマチュア最高峰のリーグ」と記載されている。JFLをJリーグの下位リーグとする見方もあるようだけれども、定義上はアマチュアリーグであり、J2からJFLに落ちたチームは、チームのメディア露出や知名度、スポンサーからの広告費などが落ちることはもちろんのこと、Jリーガーでなくなるというチームに所属する選手自体にもメンタル的にダメージを与えるものになる。その不安を吸収するのもJ3の役割だという。
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