織姫と彦星はご近所だった。銀河系探検WEBサービス「100,000 Stars」
地球の次は、宇宙だ!
宇宙探検WEBサービス
googleが、NASAやESA(欧州宇宙機関)のデータを元にした、銀河系内の星を調べられる宇宙探検サービスを開始したようです。
その名も「100,000 Stars」
銀河系内の10万の星の位置関係を調べられるところから名づけられている。
探検対象の銀河は、われらのギャラクシー「天の川銀河」だ!
もう世界旅行は飽きた。これからは宇宙旅行だ、と思っているあなたには丁度いいサービスかもしれない。
早速、サイトにアクセスしてみよう。
試してみよう
▼まず、あなたは以下のような画像を目にするだろう。
この球状星団のような、たくさんの星の集まりの中心に太陽がある。
この銀河旅行の中心は太陽だ!
▼次に、右側にあるスクロールバーを、目いっぱいに下げてみよう。
天の川銀河の全貌が姿を現す。
先ほどの太陽を中心とした画像にも多くの星があると思ったのだが、天の川銀河にとっては、砂漠の中の砂粒と思えるほど、銀河は壮大だ。
▼上の画像の角度を変えてみよう。
天の川銀河の角度を変えてみると、渦巻銀河のアウトラインをしっかりと確認することができる。
僕たちは、この銀河の断面を見て天の川と呼んでいる!
▼今度は右のバーを上にあげて、ズームインしてみよう
ズームインしていくと、
アルタイル(Altair)やベガ(Vega)、シリウス(Sirius)、アルクトゥルス(Arcturus)といった銀河系の有名恒星が見えてくる。
あの近づき難いイメージのあるベガさんは、銀河レベルで見てみると、結構、ご近所さんなのだ!
▼もう少しズームインしてみよう
太陽を中心とした1光年の範囲が見える。
比較対象がないので、よくわかないがすごい距離なのだろう。
タバコのサイズと比較して欲しかったところだ。
▼さらにズームインしてみよう
木星(Jupiter)、土星(Saturn)、天王星(Uranus)などが見えてきた。
なんか帰ってきた感じがする。
驚きかもしれないが、木星には木は生えていない。
▼もっとズームインすると
「Earth」。懐かしい文字が見えた。帰ってきたのだ。
▼バーを一番上まで上げると
最後は、この旅行の中心の太陽だ!
太陽がなければ、我々の地球もなかったし、インターネットもなかった。
織姫と彦星
おとぎ話の「織姫と彦星」
物語の主人公の織姫と彦星は、それぞれべガとアルタイルを指す。
物語では、2人を天の川が隔てていましたが、実は、天の川なんて隔ててなんかおらず、織姫と彦星はご近所さんだったのです。
まとめ
Googleの探求は地球だけに留まらず、宇宙にまで伸びていった。
次はどのような探求を僕たちに見せてくれるのだろうか?
P.S.
なお、「100,000 Stars」の表示には若干のマシンパワーを要するようなので、スペックのあるPCでご覧くださいませ。
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