MVNO事業者と家電量販店の提携で格安スマホがますます増えそう




MVNOによるモバイル通信サービス「U-mobile」を運営しているU-NEXTと家電量販店のヤマダ電機が、MVNO事業を目的として合弁会社を設立することを発表した。商号は、Y.U-mobile株式会社(仮称)とのこと。

両社は過去に、使い切りタイプのプリペイドSIM「YAMADA SIM powered by U-mobile」で協業しているが、プレスリリース上では、「家電量販店として唯一、全国に販売網を持つヤマダ電機」と「様々な販売チャネルを有し、モバイル通信サービスを運営してきたU-NEXT」と説明していることから、全国各店のヤマダ電機の1区画をU-mobileの専門コーナーとしてスペースを確保し、一般ユーザーに訴求していくものと思われる。既に一部の家電量販店ではMVNOサービスを積極的に打ち出しているが、ヤマダ電機も同様に既存のDoCoMo、au、SoftBankと同列で、あるいはそれ以上に、販売アピールするのだろう。

今までMVNOが分からなかった層の人たちも、「知名度のあるヤマダ電機が積極的に売り出しているのだから、品質も問題ないに違いない」と考えて、3大キャリアからMVNOに乗り換える人も多く出てくるに違いない。


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