なぜボールを蹴るのか?サッカー小僧「そこにゴールがあるから」
中村俊輔選手のように狙ったところにボールを蹴って、ゴールを決めた後の陶酔感に浸りたい。サッカー好きであるならば、そのように考えてしまうのは自然のことです。
あなたがもしサッカーに興味がないのなら、そのようなサッカー少年の気持ちを理解するのは困難かもしれません。なぜならば、彼らの目には、丸いものは全てボールとして認識されていて、ちょうどいいサイズの隙間や穴、あるいは的になりそうな物は全てゴールに見えているのです。
この錯誤にはもちろん程度はあります。しかし、症状が末期になると、もはや世界とサッカーグラウンドの区別はつきません。そう、この動画のように。
動画の中の青年は、サッカライズ症候群の末期患者です。目に入る全てのものはゴールに見えています。
▼ちょうどいい感じに開いた車のドアは、青年にとってサッカーゴールです。素早くボールをセットし、
▼狙いすましてボールを蹴ります。
▼陶酔感により、ゴールパフォーマンスを行います。
▼青年にとってはボーリングもゴールです。
▼歴史的建造物の柱と柱の隙間は格好のターゲット。
▼開いた自動ドア。このタイミングを狙ってボールを蹴りこみます。
ゴールパフォーマンスの後ろに見える車は実はパトカーです。
青年は警察署のドアにボールを蹴りこんだのです。症状がこのステージに達すると、ゴール自体の陶酔感よりもゴール後に発生するリスクに陶酔するようになります。
▼
▼今度は高さのある2階の窓。
▼住んでいる人はもちろん怒ります。
▼動画はこちら。
もし青年に「なぜボールを蹴るのか?」と質問すれば、きっとこのように答えが返ってくるでしょう。
「そこにゴールがあるから」
サッカライズ症候群の初期症状は、壁や空き缶などをターゲットにすることが知られています。
あなたの周りにもサッカライズ症候群はいませんか?
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