ウッフィーを増やせ Google+が個人のプロフィールページを識別するURLを提供するみたい
ついにか!っていうニュース。
google社のSaurabh Sharmaの投稿によると、Google+が個人のプロフィールページを識別するURLの提供を開始したみたいです。
ここでいう独自URLとは、他のSNSによく見るような
http://(SNSのドメイン)/(個人アカウント名)
形式のURLのことで、twitterやfacebookを例にすると、
コカコーラなら
https://twitter.com/cocacola
https://www.facebook.com/cocacola
のようになります。
このような個人を識別するようなURLは、Google+では今まで提供していませんでした。
結果として、google+のローンチ後、g+の個人用URLを提供するサードパティのサービスが、たけのこのように乱立しました。
自分が知っている限りでも、
http://gpls.me |
http://gplus.to |
http://iplus.im |
http://gpuser.com |
http://plus.ly |
http://pluser.be |
http://gplus.am |
http://www.gnick.in |
http://topl.us |
http://gooplu.com |
http://glpl.us |
http://ongpl.us |
http://goplus.us |
http://plus.tl |
くらいあります。
なぜ、g+はローンチ初期の段階で個人用URLを提供を提供しなかったのでしょうか?
これは自分の推測でしかないのですが、SNSが個人用URLを提供することのメリットそして、デメリットについて、今日は書こうと思います。
メリット
まず、メリット。
1つ目、今のネットの世界はシェアの世界です。なので、みんなに覚えて貰い易くて、テキスト的にシェアしやすいシンプルなURLがいい。これは小さなメリット。
2つ目、よく言われるようにブログが不動産なら、URLは土地。SNSサービス内に自分の土地を分け与えることで、SNSを自分の世界として利用してもらいやすくなる。
3つ目、ブランディングのため。
これが一番大きいメリット。例えば、上に書いたコカコーラのfacebookとtwitterは同アカウント名になっていて、twitterとfacebookの異なったSNSでも、立体的にコカコーラというブランドをネット上でブランディングできています。
日本のtwitterの第一人者、津田大介氏が解説したツイッターノミクスという本に、ネット上の通貨「ウッフィー」という言葉が出てきます。
このウッフィーという通貨の響き自体には意味がないのですが、自分なりにいうと、現実世界とは違った通貨がネットの世界には存在していて、そのネットの中の通貨の獲得に、非常に大きく関わってくるのが、ネット上での
「情報」、「評価」、「信頼」
になります。これらの要素がウッフィーを生み、ウッフィーの積み重ねがネット上での資産になります。
今やネットではブランディングのために、単体のサイトやブログだけでなく、facebook、twitter、youtubeなどの複数のメディアを立てることが、当たり前になっています。
その各メディアの「情報」、「評価」、「信頼」が分散されて、ウッフィーを取りこぼさないために、ブランドを識別するための統一されたURLの設定が重要になります。
ちなみに、このウッフィーというネットの世界の通貨は、現実世界の通貨に換金するこができるのですが、その方法については、別の機会で話そうと思います。
デメリット
次に、デメリット。
デメリットは、他のSNSで蓄積されたウッフィーを横取りできるということです。
例えば、新しくできたSNSでプロフィールページに識別URLを設定する時、多くの場合、URLの取得は早い者勝ちになります。
そのため、第三者の人がcocacolaというアカウントを取得し、URLを設定することが可能になります。
言葉は悪いですが、有名でない、あまり流行る見込みのないSNSであれば、どうぞご勝手にアカウントをお作りください。と言えるのですが、google+のようにネットのキーになるようなSNSであれば、そう簡単には行きません。
第三者がcocacolaを装って情報を提供し出した場合、多くの人は、簡単にはそれが偽者だとは気づかないでしょう。
つまり、URLを提供するタイミングを見る必要があったのです。
事実、今回のURLの提供は、トヨタやデルタ航空、ブリトニースピアーズ、ベッカムといった既にブランディングされている人たちに先行提供され、その後に一般の人たちに提供される予定になっています。
という風に、URLの大切さとウッフィーの大切さを説明させて頂きました。
皆さん、ウッフィー貯めましょう!
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