「.ninja」(忍者)というドメインが承認される




インターネット上の住所を示すドメイン名に、また新たらなドメインが追加されることになりました。

追加が承認されたドメインは「.ninja」。そうつまり「忍者」です。

インターネットのIPアドレスやドメイン名などを管轄するICANNは、「新gTLD」と呼ばれるトップレベルドメイン(TLD)の申請受付を2012年より行っており、「.tokyo」だったり「.kamakura」「.dinner」のような独自のトップドメインを企業や団体が取得できるようになりました。

例えば今年承認されたドメインに「.moe」(萌え)というものがありますが、このドメインは日本法人のインターリンクが取得しています。インターリンクは、Gonbei Domainというレジストラをしているので、.moeが一般市民に開放されるか、独自に萌えサービス的なものを開発し、それに利用されるものと思われます。

企業や団体が、このようなオリジナルなドメインを持つことはブランディングの効果が期待できます。ドメインは、三文字以上の文字列であれば申請が可能です。以前、googleがドットなしのドメイン「search」(http://search)を申請して却下されたという無謀な話もあったりします。

企業や団体がオリジナルドメインは、一定の基準を満たしていれば申請でき、その後機関の審査を経て問題がなければ承認されることになります。現在の申請一覧は、こちらで確認することができるようです。

さて、「.ninja」ドメインを誰が取得したのでしょうか?ご存知のとおり日本の伝統である忍者は、海外の人達にも人気ですし、一方、日本には忍者ツールズというWEBメディアを運営する人にとってはおなじみのサービス群を有する企業があったりします。

どこが権利を取得したのかは今のところ分かりませんが、将来的に.ninjaを利用した面白いサービスが世の中に出てくることを期待したいと思います。


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