LINE公式アカウント「パン田一郎」と友達になって会話してみた。
10代のスマホ保有者の71%、20代にいたっては80%が利用していると言われる無料通信アプリ「LINE」。そんなLINEに新しい公式アカウント「パン田一郎」が登場したというのだ。
パン田氏はその名のとおり、パンダの格好をしたアイコンをしているのだが、パン田というふざけた苗字と、一郎という古典的な名前がLINEとのミスマッチ感をかもし出している。しかし、このパン田氏にLINEのタイムライン上であいさつしたところ気さくに返事をしてくれた。いい奴なのかもしれない。
このパン田氏、リクルートが運営する求人情報サイト「fromA navi」のキャラクターなのだが、実態はリクルートテクノロジーズの自然言語処理技術によってユーザーがトークした内容を解析し、その回答にふさわしいと思われる文字情報をパン田の返答としてる。データのつなぎこみには、LINEが公開している「LINEビジネスコネクト」というAPIを利用して行われているらしい。
パン田氏の返答となるデータは、一般会話や求人情報サイト「fromA navi」の中から抽出されているとのことだが、そのことはつまり、パン田と他愛のない日常会話を楽しんでいたらいきなり、「こういう仕事あるんだけどやらないか?」というロマサガ的な会話の展開が期待できるということだろう。それはちょっと新鮮で面白そうな試みだと思う。
ユーザーにとっては、パン田と友達になると大きく3つのメリットがあるようだ。
1.オリジナルスタンプがもらえる。
2.パン田一郎とおしゃべりができる。
3.パン田一郎がバイトライフをサポートしてくれる。
実際に会話をしてみた
▼まず、パン田と友達になろう。パン田とは「その他」の「公式アカウント」で出会うことができる。
▼友達になると、いきなり自己紹介された。リンクからスタンプがダウンロードできるらしい。しないけど。
▼「おはよう」と挨拶したら、即座に返答してくれた。人間の世界では、遅刻しそうになったら、トーストを口にくわえて玄関を飛び出すのが通例だが、パンダ界では笹を手に持って飛び出すらしい。
地名を言えば仕事を斡旋されるのかと思って「鎌倉」と言ったら、聞き取れなかったと言いやがった。なかなか間抜けである。
▼「アロハ!」。挨拶の仕方を変えたら、乗ってきてくれた。
▼サッカー日本代表がW杯で負けたから、そのことをトークしてみたら、落ち込んでいる人の気も知らず、これからサッカー部の練習なのだと抜かしやがった。なかなかのKYぶり。
▼頭にきたから最後に「キモい」と言ってやった。そしたら・・・・
あなたも、パン田一郎と友達になってみよう。
参考:
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