googleで「test」と入力して検索したらヤフーが1位表示された
Googleの検索精度が日に日に向上していることは、多くの人にとってありがたいことです。2013年9月に実施された検索アルゴリズム変更、いわゆるGoogleハミングバードの大きな特徴は「会話型検索」の強化でした。
従来の検索結果は、ユーザーが入力した「キーワード」をベースにgoogleが検索結果を返却します。
例えば、ユーザーが「日本で一番高い山」という答えを知る手段として、「日本 山 一番 高い」などの複合ワードで検索したとします。これまでの検索結果では、これらのワードの中に「富士山」というワードが含まれていないため、ユーザーが望むページにたどり着きづらいということがありました。
いまさら聞けないGoogleハミングバードまとめ (前編) (1/2):MarkeZine(マーケジン)
しかし、会話型検索ではキーワードだけによらず、ユーザーがとのような意図でそのワードを検索しているのかを汲み取って、結果を表示するようになってきています。
ハミングバードに代表されるようにGoogleが目指しているところは、ユーザーの質問に何でも適切に答えてくれるGoogle先生になることなのです。
そんなGoogle先生なんですが、最近、迷走&珍走が見られるらしく、確かに検索結果が中途半端に途切れたり、意図しないタグが表示されていたり、タイトルが「・・・」だけだったりということがしばしば見られていました。
確認するためにたまたま「test」というワードで検索してみたところ、意外なページが1位表示されていました。
あのサイトがテストで一位
検索結果にパーソナライズされたサイトが表示されないように、Googleをシークレットモードで起動し、「test」というワードでgoogle検索してみたら、予想外のサイトが1位表示していました。
1位「Yahoo! JAPAN」
2位「BNR スピードテスト 回線速度/通信速度 測定」
3位「スピードテスト | USENの回線速度・通信速度測」
4位「日経TEST」
5位「すしテスト – 国際交流基金」
6位「J.TEST実用日本語検定」
7位「TOEIC|コミュニケーション英語能力を測る世界共通のテスト」
8位「Create Tests for Organizational Training and Certification」
9位「Test.jp — 「タイプ分け」など自己の行動パターン」
10位「TOEFLテスト日本事務局 – CIEE」
まさかのヤフーが1位。
それ以外は順当に、回線速度のテストのためのサイトや、TOEICのようなテスト試験サイトなどで納得できます。
ちなみに、日本語の「テスト」での検索結果は以下のとおりでした。
1位「テスト – Wikipedia」
2位「Yahoo! JAPAN」
3位「スピードテスト | USENの回線速度・通信速度測定」
4位「BNR スピードテスト 回線速度/通信速度 測定」
5位「NHK テストの花道」
6位「TOEIC|コミュニケーション英語能力を測る世界共通のテスト」
7位「すしテスト – 国際交流基金」
8位「漢字テスト – GameDesign」
9位「TOEFLテスト日本事務局 – CIEE」
10位「日本言語テスト学会」
こちらは、1位こそはWikipediaに譲ったものの、堂々の2位。
webを制作する際に良く見られる文化として、(例えば18歳以上かの選択で)ユーザーが「はい」と答えた場合は通常の処理を行い、「いいえ」と答えた場合はヤフーに飛ばすということがあったりします。
またこれと同じように、サイト制作段階のテストフェーズにおいて、HTML中に記載するURLが決定していない場合に、ダミーのURLとして「http://yahoo.co.jp」を設定しておくことがあります。
あるいは、自分のサイトテストのベンチマークの評価対象として、ヤフーを選ぶことも多いのでしょうか?どうやらGoogleの目からすれば、ヤフーはテストのためのサイトだと思われているようです。
みんな、ヤフーをテストとして使い過ぎだろ・・・・。
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