AppleやMicrosoftなど、世界を代表するIT企業のロゴの今と昔
企業に歴史があるように、その企業を象徴する企業ロゴにもまた歴史があるようです。海外のニュースサイト「business insider」には、世界を代表するテクノロジー企業のロゴの昔と今を対比させた動画が載せられていました。
動画の中には、9つの企業が紹介されています。
xerox
ゼロックスは、印刷機器の製造販売を行うアメリカの会社。
古いロゴに入っているHALOIDは創業当時の名称で、1961年にXeroxに改名している。日本にある富士ゼロックスは関連会社。
IBM
正式名称は、International Business Machines Corporation。
コンピュータ関連のサービスおよびコンサルティングの提供と、ソフトウェア、ハードウェアの開発・製造・販売・保守を行う企業。日本を含め世界各地に拠点を持つ。
IBM自体の創業は1911年らしいので、このロゴは創業前、前身のC-T-R時の企業ロゴと思われる。
NOKIA
ノキアは、フィンランドに拠点を持つ電気通信機器メーカー。
海外では携帯電話端末で知名度を誇り、サムスンに抜かれるまではシェアNo1だった。日本での携帯電話市場からは撤退している。
FIREFOX
Firefoxは、Mozilla Foundationが開発するオープンソースのウェブブラウザ。
リリースされた当初はPhoenixと名付けられいて、その後Firebirdを経てFirefoxに名称変更する。ロゴはフェニックス時代のもの。当時の名称がPhoenix Technologies社の商標を侵害するとして、名称変更を余儀なくされた過去を持つ。
Kodak
コダックはアメリカに本拠を置く世界最大の写真用品メーカー。
デジタルカメラをwikipedia調べると、コダックが世界で初めて開発した会社と出ているが、デジカメ対応などが遅れたことが理由で、米連邦の破産法の適用を受けている。
1907年当時のロゴに書かれたE-K-Cのロゴは、コダックの正式名称Eastman Kodak Companyの略称だと思われる。
Canon
キヤノンは、映像機器、プリンタ、複写機をはじめとする事務機器などを製造する、世界に拠点を持つ日本の会社。
読みはキャノンだが、表記はキヤノンであるのは、観音菩薩の「KWANON」(カンノン)が由来のため。当時のロゴには観音菩薩も描かれていた。
YAHOO!
Yahoo!は、ご存知、検索エンジンやポータルサイトの運営を事業としている会社。2013年に変更された新しいロゴはCEOに就任したばかりのマリッサ・メイヤーもアイデアに加わったが、ロゴの評判はいまいちだった。
当時のロゴの「Y」は、人が両手を挙げている様子が表現されていたようだ。
Microsoft
Microsoftは、アメリカに本社を置く世界最大のコンピューター・ソフトウェア会社で、開発するWindows OSは世界最大のシェアを持つ。
Microsoftも2013年に、ウィンドウ型のロゴからスクゥエア型のロゴに変更したばかりだが、基本的にシンプルなロゴのようだ。
Apple
アップルは、インターネット、デジタル家電製品および同製品に関連するソフトウェア製品を開発・販売するアメリカに本社を置く企業。2007年にアップルコンピュータからアップルに改称している。
スティーブ・ジョブズがこだわった、MACやiPhoneなどのiOSが搭載された端末は、ジョブズの死後も世の中に影響を与え続けている。
創業当時のロゴは、リンゴの木に寄りかかって本を読んでいるニュートンが描かれている。そのロゴを堅苦しいと考えたジョブズは、ご存知のリンゴが一部かけたロゴに変更された。
リンゴの一部が欠けているのは「一かじり」を意味する「a bite」と情報量を表す単位「byte」と掛け合わせたため。リンゴが採用されているのは、リンゴがキリスト教圏では知恵の実の象徴であるから、とされている。
via : You’ll Hardly Recognize The Original Logos Of These Tech Companies
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