[注意喚起]twitter民のみなさん。日本語URLを貼り付けるときは注意しよう。
twitterで何かをつぶやく時、URL(リンク)付きのツイートをすることってよくあると思いますが、そのURLがたまに、日本語が使用されているのを見たことがあると思います。
wikipediaなんかは、日本語URLを採用していますね。
そんな日本語URLですが、あなたがURL付きのつぶやきをするとき、URLエンコードを意識してツイートしているでしょうか?
もしエンコードされていないURLをつぶやいた場合、意図していないURLが相手に伝わる場合があります。
URLエンコードとは?
URLを規定している仕様では、URLに使用できる文字が決められていて、一般的に日本語は使用できません。できませんが、URLエンコードという符号化を利用して、日本語をURLに使用可能な文字に置き換えることで、日本語のURLの利用が可能になっています。
具体的には、
「http://ja.wikipedia.org/wiki/日本の花火大会一覧」
というリンクは、
「http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E8%8A%B1%E7%81%AB%E5%A4%A7%E4%BC%9A%E4%B8%80%E8%A6%A7」
という、「%」が多様されたURLに置き換わります。
これがURLエンコードされたURLです。
ツイートに何でURLエンコードが必要なの?
ツイートされる文章は、言うまでもなく文字の連続ですが、URLもまた文字の連続です。あなたが投稿したURL付きのつぶやきは、ツイートを処理するtwitterのサーバー側から見たら、文字の連続でしかなく、URLを正確に認識できません。
英数字記号のみのURLの場合、空白がURLの認識に利用されますが、日本語URLの場合は勝手が違います。
例えば、以下のような日本語URLがあったとします。
「http://ja.wikipedia.org/日本語のツイートは気をつけよう」
はたしてこの場合は、
1.「http://ja.wikipedia.org/日本語のツイートは気をつけよう」というURLをつぶやいたものでしょうか?
あるいは、
2.「http://ja.wikipedia.org/」というURLと、「日本語のツイートは気をつけよう」というコメントを付けたツイートでしょうか?
答えは2番目と解釈されます。
この場合、目的のURLは、wikipediaのトップのURLにすり替わってしまっています。
実際の例を見てみましょう
実際に、URLに日本語を採用しているwikipediaを例に、「日本の花火大会一覧」のURLを2通りつぶやいてみました。
■URLエンコードされた日本語URL
日本の花火大会 : http://t.co/yvD9VW1ETl
— 戸田祐介 (@yusuketoda) July 10, 2013
■URLエンコードされていない日本語URL
日本の花火大会 : http://t.co/TdgaV7j0IQ日本の花火大会一覧
— 戸田祐介 (@yusuketoda) July 10, 2013
上のエンコードされていた場合は、想定したページへリンクされていますが、下のエンコードされていない場合は、wikipediaのトップページの間違ったリンクが表示されてしまっています。
URLエンコードされたリンクは、文字数が多くなってみにくいですが、表示上は例のように、後ろが省略された形で表示されます。また、ツイート時の文字数も、エンコード前の文字数でカウントされていますので、ご心配なく!
と、今日、エンコードしていない日本語URLをつぶやいていた人を見たので、記事にしてみました。
あなたも気をつけよう!
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