子供の安全確認のためにスマホじゃなくウェアラブルガジェット持たせるといい
子供を持つ親にとって、子供と即座に連絡がとれ、いざとなったときに身の安全を確認できる携帯電話は持たせてあげたいと思っている一方で、約7割の母親が早い時期からスマートフォンなどに接触させることに反対しているそうです。
その理由は、どんなに注意したとしても見えない所で、子供は結局スマホゲームをしてしまい大切な可処分時間を奪ってしまうでしょうし、半無秩序状態になっているインターネットの世界に簡単に足を踏み入れることができるからでしょう。
携帯電話キャリアもkidsフィルタは導入しているものの、小学校中学年くらいになると、簡単にすり抜けられる方法を友達同士で共有しあうものです。
via : 約7割の母親が早い時期から子供がスマートフォンに接触することに「反対」
ここのところ朝テレビをつけると毎日のように報じているのが、子供の行方不明のニュースです。最近では20歳を超えた大人の行方も分からなくなっているようですが、行方不明者が携帯電話を所有していた場合、警察は真っ先に携帯電話が発信している電波の場所を確認しているはずです。
しかし、誰かが意図を持って誘拐などをしている場合、携帯電話の電源が入っていることで足がついてしまうことは明白なので、真っ先に電源が切られるか、壊されたり捨てられたりするでしょう。
しかし、全くインターネット端末に見えないウェアラブルガジェットなら話は別かもしれません。
シンガポールのスタートアップ企業が開発した時計型のウェアラブル「meLink」は、GPSを搭載した子供の安全確保を目的とした端末です。
この時計型ガジェットに搭載された主な4つの機能には「過去の子供の位置」「子供の行動範囲の制限」「親と子供の距離」「ボタン押下によるアラート機能」があり、例えば予め設定しておいた円の範囲を超えて子供が行動した場合、親に通知が送られたり、子供が危険を感じてボタンを押した場合も同様に、子供の現在位置を示した通知が親元に届きます。
シンガポール初の子ども向けウェアラブル“見守り”端末「meLink」
meLinkのような端末であれば、子供にインターネットにアクセスされるということもないし、また、GPS端末に見えないおもちゃっぽいデザインなのも、事件に巻き込まれたときにも、犯人がスルーしてそのまま持たせたままにしてくれるかもしれません。
近距離であれば、Bluetoothを利用しているPuppyのようなウェアラブルも有効です。
これは犬などのペットが遠くにいかないためのツールですが、子供の安全を確認するためには、逆にこういったウェアラブル端末に見えないものの方が、小さい子供に持たせるガジェットとしていいような気がします。キーホルダータイプのものとか。
もちろんスマートフォンが子供にとって完全に有害なものではありませんが、子供の身の安全確認という目的であれば、ウェアラブルなガジェットを持たせるという選択は、特に海外では、これからのスタンダードになっていくような気がします。
海外では日本と比較して、よく外を歩くことが危険な場所があると言いますが、さすが、シンガポールのmeLinkはよく出来ていると思いました。
おまけ
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子どものネット利用状況を学習し、精神状態をリアルタイムに検出する「Mevoked」 | Techable
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