アメリカのスターバックス、スマホアプリが好調で逆に売り上げが落ちる。




スターバックスといえば美味しいコーヒーを出してくれるカフェとして有名で、スターバックスのロゴの入った飲み物をテイクアウトして街を歩けば、品の良いエレガントな雰囲気を演出してくれるし、カフェに居座ってノートパソコンを開けば、何だか知的な印象に見える。日本におけるスターバックスは高級でおしゃれなカフェというイメージのブランディングで好調のようだが、母国アメリカでは、日本と違って手軽に美味しいコーヒーが楽しめるカフェという位置づけで人気があるという。

そんなアメリカのスターバックスであるが、事前に飲み物を注文しておくと、店頭ですぐに品物を受け取れるというモバイルアプリが人気がありすぎて、逆にアプリを利用していない人たちが、アプリユーザーの行列に嫌気をさして客離れしているという減少が起こっているようだ。

日本でもソフトバンクがスーパーフライデーと称して、スマホに届くクーポンを利用すると、吉野家の牛丼並盛が無料になるサービスを実施して、普通に吉野家で食事をしようとしていた人たちが行列に疲弊していたが、モバイルの利便性が、非モバイルの人たちの利便性を損なわすという、副作用があることを忘れてはいけない。

なお、スターバックスでは問題解決として、注文したコーヒーが受け取り可能になったらスマートフォンにメッセージ通知して、そのタイミングで受け取りに来てもらうというテストを実施しているという。


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