docomo謝罪

あってはいけない、ドコモの不具合




ドコモがSPモードのメール不具合
「他人のメールアドレスに置き換わって送信されてしまう」
というとんでもない障害を発表しました。

docomo謝罪
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 NTTドコモは、12月20日のspモードの障害を受けて、一時提供を停止していた21のサービスのうち、20のサービスを22日14時までに再開した。
 20日のspモード障害により、一部ユーザーにおいて、メールアドレスが他人のものに置き換わってしまう事象が発生したことを明らかにしている。

他人のメアドになる”不具合は解消――10万人に影響

障害の原因がユーザー管理サーバーにあるらしいためか、
メールサービスだけでなくWEBサービス関連の機能まで停止することになったようで、
使用が一時停止されていたサービスは、以下に及びます。

  • spモードの各種設定変更(メールアドレス変更、メールアドレス入れ替え等)
  • イマドコサーチ
  • イマドコかんたんサーチ
  • ケータイお探しサービス
  • DCMX/iDの初期設定・お引越し
  • docomo ID発行
  • プレミアクラブ
  • spモードコンテンツ決済
  • ドコモ ケータイ払い
  • ドコモ ポイント交換
  • ドコモ ケータイ送金
  • 請求内容のご確認
  • spモード決済ご利用履歴、ドコモ ケータイ払いご利用明細
  • 各種お申込・お手続きサイト
  • Myインフォメール
  • Androidマーケット ドコモ課金
  • 声の宅配便(受信一覧等)
  • メロディコール(コンテンツ購入)
  • ドコモ ドライブネット
  • 迷惑電話ストップサービスのブラウザでの設定

SPモードメールがリリース当初からユーザの不満だらけであったのは知っていましたが、
これほどの件数で個人情報が絡む障害が発生するとは想像できませんでした。

私は、SPモードで動作するWEBアプリケーションを開発していた経緯があったのですが、
ドコモから提示される資料の不備や誤記などが多くあり、ドコモらしからぬことだなぁ、と感じていました。

SPモードについての、ドコモのドタバタ感が資料を通じて伝わってきてたんですね。

ドコモの不具合といえば、
先月、スマートフォン REGZA Phone(レグザフォン) T-01Dにおいて、電話なのに通話やネットができないという考えられない、ある意味斬新な障害を起こしたばかりです。

NTTドコモは18日、この日発売したばかりのスマートフォン(高機能携帯電話)新製品「REGZA Phone(レグザフォン)T-01D」で、通話やデータ通信ができない不具合が発生したため、即日販売を停止した、と発表した。午後5時までに5200台が販売され、「通話ができない」「パケット通信ができない」など苦情や問い合わせが245件(午後4時時点)寄せられたことを受けての緊急措置。

ドコモ、スマホ新製品を初日に販売停止 通話やネット使えず苦情殺到

現在は、スマートフォンは黎明期にありますが、
キャリア3社にとってはスマートフォンシェアの争奪合戦中であり、同時にその裏側にあるネットワークインフラの争奪戦でもあります。

そのどちらにおいても脆弱性を見せてしまったドコモは、他2キャリアに大きなアドバンテージを与えてしまったかもしれません。

今回の障害のざっくりした原因は、
説明では、ネットワーク回線のアクセス過多によるサーバ負荷の増大に伴うものとしていて、
対応策は、負荷に耐えうるサーバの増強のようです。

つまり、想定以上のアクセスが集まれば、再発する可能性があるということです。

今年の3.11の出来事で、想定以上のことは発生するものだと認識させられました。

数日後に控える、12月25日の「クリスマスメール」、1月1日の「明けましておめでとうメール」という大きな波を乗り越えられるのでしょうか?

携帯・PHS各社、「おめでとうコール/メールは控えて」


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