スマートフォンでゲームをする人が家庭用ゲーム機を上回る。




CESA(一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会)が、2014年のゲーム白書の販売に関連して、プレスリリースを発表している。ゲーム白書とは、コンピュータエンターテインメント産業に関わる各種データを調査・集計し業界内外に向け情報を発信している発行物。

それによると、現在も継続的にゲームをしているユーザーにおいて、スマートフォンやタブレットを利用してゲームをしている人が23.0%に達し、WiiやニンテンドーDS、プレステなどの家庭用ゲーム機を利用してゲームをしている人の12.6%を上回った。手元にあるスマホが、普段ゲームをしない層をゲームの世界に取り込んだ結果だと思われる。

ゲーム市場規模で比較すると、日本国内の家庭用ゲーム機が4095億円(ハードウェア1558億/ソフトウェア2537億円)。スマートフォン向けソーシャルゲームは3591億円と、若干、家庭用ゲーム機が上回ったものの、市場規模ではほぼ拮抗しており、ソフトウェアに限定すれば既にスマートフォン向けゲームが上回っている。また、家庭用ゲームは毎年減少しているのに対し、スマホゲームは、2011年の369億円と比較して10倍近くの市場規模になっており、近年中に、プレーするユーザー数でも市場規模でもスマートフォンなどのモバイル端末がゲームの主流になるのは決定的のようだ。

参考:報道関係資料internet.watch


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