Windows XPのデフォルトの壁紙にあったエピソード




マイクロソフトがWindows XPのサポートを終了する2014年4月9日まで、残り数日となった。

Windowsをwikipediaで確認すると、最初にWindows XPがリリースされたのは2001年であった。OSの寿命を考えると、かなり昔に製品化されたものであり、おそらく最も多くのユーザーが利用したことのあるOSではないだろうか?

そんなWindows XPを立ち上げたときに、最初にディスプレイに表示されていた画像は覚えているだろうか?いや忘れるハズはない。家庭はもちろんのこと、企業でも、至る所でこの画像が表示されていたわけだから。

iconic-windows-xp-photo

実はこの画像には、ちょっとしたエピソードがあったようだ。

1996年のとある金曜日の午後。Charles O’Rear氏はガールフレンドに会うために、田舎にあるカリフォルニアのワイン農園を車で走っていた。

その途中に目に飛び込んできた起伏する丘はこの上なく綺麗で、Charles O’Rear氏は持っていたカメラでその風景を撮影した。Charles O’Rear氏はカメラマンだったのだ。

その後、Microsoftの関係者の目にとまったこの綺麗な写真は、Microsoftに正式に買い取られ、皆さんがご存知のWindows XPのデフォルトの壁紙となる。

この写真は「Bliss」と呼ばれているそうです。Blissという単語は今まで知りませんでしたが、意味を調べてみると「至福、この上ない喜び」とあります。

その後Charles O’Rear氏は、壁紙の写真を撮るきっかけとなった女性と結婚したそうです。Windows XPのあの丘の壁紙は、ラブストーリーの副産物として誕生していたのです。

ちなみに壁紙の丘は、現在は以下のようになっているようです。
iconic-windows-xp-photo2

撮影されたポイントは、以下です。

大きな地図で見る

via : It’s Bliss: behind the iconic Windows XP photo


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