全世界で一番最初にされたツイートは何なのか、調査してみた




ついにアメリカ市場に上場を果たしたtwitter。日本でも若者を中心にユーザー数を伸ばし、その名前は日本のニュースでも聞かない日はない。

先日の金曜ロードショーでは、天空の城ラピュタのバルスのタイミングで秒間5万件を超えるツイートが寄せられ、twitterの秒間ツイートの記録を樹立した。

ところで、はて、そんなtwitterの一番最初のツイートはなんだったのだろうか?

そんな疑問が頭をよぎった。

twitterアカウントの起源を辿れるtwbirthday.com

http://twbirthday.com/」は、ツイッターのユーザー名を入力すると、

「そのアカウントが登録された日」と、全世界のユーザー数に対して
「どのくらい早く開始したかというAge index」と、
「あなたのツイッターの親(Godfather)」(おそらく最初にフォローした人)

が表示されるWEBサービスだ。

僕のアカウント(@yusuketoda)の場合は、2010年4月20日にアカウント登録され、INDEXは46%(始めたばかりだとINDEXは0%になるはず)。全世界のユーザーと同じくらいに登録したか、ちょっとだけ早いくらい。

残念ながらGodfatherの表示は、twitterAPIの仕様変更により使えなくなってしまっているが、数年前に見た時は、最初にフォローした人が表示されていたように記憶している。

Godfatherが機能していた当時、Godfatherに表示されたアカウントをさらに入力して、そのGodfatherを検索。そして、そのGodfatherのGodfather、そのGodfatherと、遡って遊んでいた記憶があるが、最終的に行き着いたアカウントがある。

そのアカウントが、@jackというアカウントだった。

検索してみると、jackのINDEXは100%。すべてのユーザーの親の親。そう、最初のユーザーだ。アカウントが作られた日は2006年3月21日で、ツイッターが世の中に登場したのが2006年7月。この逆転はすぐに納得できた。なぜなら、Jack DorseyTwitterの創業者だったからだ。

Twitter Birthday – twbirthday.com

jackの最初のツイートは何だったのか?

それでは、jackの最初のツイートはなんだったのだろうか?

その答えはgoogleが教えてくれた。google検索のsiteオプションと期間指定を使い、「2006年のtwitter.com」に条件を絞って検索してみた。

検索に表示されたいくつかのURL。
そのURLは以下のようなフォーマットをしている。

「https://twitter.com/(username)/statuses/(数値)

usernameは、そのツイートをしたユーザー名で、
数値は、世界中の全ユーザーがしたツイートを識別するIDで、重複は存在しない。

このIDは世界中の人がツイートをする度に加算されていく。逆に数字が小さい程、過去にされたツイートということになる。

検索されたURLの中で一番IDの小さいツイートを探してみると、IDの数字は20というものがあった。理論的には、あと19件だけ古いツイートがあるはずなんだけど、おそらくそれは、削除されたか、サービス開始前のデバッグ段階のものだったと思われる。

そして、ツイートの内容は以下のようだった。


「just setting up my twttr
(今ちょうど、twitterの設置をしているところだ)」

ツイッターの一番最初のツイートは、
すごく歴史とストーリを感じるツイートだった。


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