「ツイッター創業物語」の無料ダウンロードは一瞬にして終了




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日経グループの電子書籍販売サイト「日経ストア」のオープン1周年を記念したキャンペーンとして、「ツイッター創業物語」というタイトルの電子書籍の無料ダウンロードキャンペーンを行っています。いや、行っていました。過去形になってしまいました。

このキャンペーンは「ツイッター創業物語」単行本の発売に先行して、先着1万名を対象に、通常なら1,944円で販売されるところを無料でダウンロードできるというもの。

無料ダウンロード開始は、4月20日0時過ぎから始まり4月24日17時までを予定していたようですが、20日の10時の段階ですでに10000冊のダウンロードは完了してしまったようで、サイト上では虚しく「残り0冊」と表記されています。

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書籍の内容

「ツイッター創業物語」の内容は、twitterというサービスが、この世に誕生する前の歴史から語られているようです。

twitterは、いわゆるツイートと呼ばれる短文を投稿するSNSですが、そのtwitterには「Odeo(オデオ)」と呼ばれる前身のサービスがありました。オデオはポッドキャストを共有・配信するサービスだったのですが、サービスが思うようにスケールせず、そこからの売り上げは会社の存続を危ういものにしていきます。

そんな時、創業メンバーたちのブレストによりアイデアが生まれ誕生したのがtwitterでした。twitterはサービスリリース後、着実にユーザー数を獲得していき、現在のユーザーは3億人を超え、現在のみんなが知るところとなります。

書籍の表紙には「金と権力、友情、そして裏切り」と表記されており、文字通り、メジャー化したサービスの裏にはドロドロとしたドラマが隠れているようです。

Facebookの創業の歴史については書籍・映画化されていて有名ですが、twitterの創業ストーリーはなかなかオープンになってなかったので、期待できる書籍となるでしょう。

日経ストアアプリダウンロード必須

どうやらこの無料キャンペーン、日経ストアの専用アプリをダウンロードしないと閲覧できなかったようです。

Gigazineの記事では、メールアドレス・氏名・年齢・職業・職種・役職などの情報を入力して日経ストアに登録したあとに、専用の「日経ストア」アプリをインストールする必要があったようです。

どうやらこのキャンペーンの裏の目的には、日経ストアのユーザー獲得とアプリの普及という隠れた目的があったようです。

個人情報を提供し、めんどくさい手順を踏んでインストールしなければならなかったようで、そのように考えると、0円でダウンロードできなかった悔しさが薄らいできます。

なぜでしょうか?0円で手に入れられるはずの書籍と考えると、定価の1,944円を払ってまで購入する気にならなくなってきます。

どうやらぼくにとって、この0円キャンペーンは購入気力を損なわせるものになりました。


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